国内旅行業務取扱管理者試験(2016)
自己採点結果:法令100点、約款88点、実務87点
投資金額:\6000程度と受験料
私、法の世界に長くいるので、法令を読み慣れているというメリットはあったものの、旅行業法を読むことはなかったので、覚えることはゼロから始める人と一緒。夏休みがあるため、そこで集中的に勉強する計画。学生であれば、もっと余裕を持って勉強できるはず。
【使用テキスト】
(1)観光・旅行教科書 旅行業務取扱管理者【総合・国内】テキスト&問題集第2版(EXAMPRESS) JTBトラベル&ホテルカレッジ(\3024)
まだ受験するか決めかねているときに、とりあえず、どんなものかと古本でかったもの(\1100くらい)。結局、最後まで使ったが、金額等が改定されているので、最新版が望ましい。661頁もあるので、高いものではないと思う。
(2)旅行業務取扱管理者試験一発合格!テキスト〈1〉観光地理(国内・海外)〈2016年対策〉資格の大原旅行業務取扱管理者講座(\1620)
とにかく範囲が広いので一番時間がかかるが、このテキストの範囲だけで、本試験では25問中23問正解。地名等に読み方が書いてあるテキストがよい。
(3)旅行業務取扱管理者試験一発合格!トレーニング問題集〈1〉観光地理(国内・海外)〈2016年対策〉資格の大原旅行業務取扱管理者講座(\1080)
上記(2)テキストに対応する問題集。
(4)旅行業務取扱管理者試験一発合格!トレーニング問題集〈2〉旅行業法・約款〈2016年対策〉資格の大原旅行業務取扱管理者講座(\1080)
対応テキストもあるが、上記(1)で対応。勉強が進んでくると気がつくが、解答・解説に間違いもあるので注意。
(5)旅行業務取扱管理者試験一発合格!トレーニング問題集〈3〉国内旅行実務〈2016年受験対策〉資格の大原旅行業務取扱管理者講座(\1080)
対応テキストもあるが、上記(1)で対応。勉強が進んでくると気がつくが、解答・解説に間違いもあるので注意。
(6)過去問(平成17年~平成27年)
一般社団法人全国旅行業協会のホームページにあるもの。解説はないが、解答を見れば間違いに気がつくくらいになっていれば合格圏内か。ただし、あまり古いものは、法令・約款が変わっているので注意。主として観光地理のために使う。心配な人は、法改正に対応し、解説もある市販の過去問を。
【勉強スケジュール】
4月:上記テキスト(1)をぱらぱらとめくる。
どのようなものなのか通読。出題範囲外の事項についても掲載されているので(詳しすぎる!)、あくまで全体像をつかむため。
5月:GWを利用して、観光地理に関する暗記カード作成。表面に観光資源、裏面に都道府県というシンプルなカード。最近は「単語帳アプリ」もあるが手書きで。
まずは、各都道府県にどんな観光資源があるかを暗記。その観光資源がどんなものかは後回し。上記テキスト(2)は、「温泉」、「自然景観」、「観光都市・施設」、「その他(祭り・郷土料理)」に分かれているので、分野ごとでもいいし、地域ごとでもいい。こればかりは、試験直前まで、ほぼ毎日確認。正解と不正解の山の割合が変わってくるのがモチベーションになる。その山が、半々くらいになったら、上記テキスト(2)を赤フィルターで隠しながら、「どんな観光資源なのか」の記述から観光資源を暗記。国立公園と世界遺産とラムサール条約について、またがる都道府県と属する主な観光資源を暗記。祭りの行われる月も暗記。
6月:国内旅行実務(JRや航空機の料金計算)を始める。
上記テキスト(1)と上記問題集(5)の解説を読みながら、わからなかった事項を書き出す。間違うたびに何度も。問題を解く際には、選択肢のどこが間違っているのか指摘しながらする。過去問にある、空港の3レターコードは、近年出題されていないので無視。
7月:法令、約款を始める。法令を読み慣れていない人はもう少し早めに。
日数や割合といった数字、日数を数え始める日(当日から起算か、あるいは、翌日または前日から起算か)など、細かい点に注意。似ている言葉であっても、一文字でも違えば別のものというのが法令用語。
8月:全部!
実は、6月、7月は時間が作れず、8月にまとめてやっていたり。上記テキスト(1)に掲載されている「表」を、自分でわかりやすいように書き換えたり、上記過去問(6)の「解説」を作ってみたり。上記問題集(3)(4)(5)の、間違えたところを中心に復習。
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