内視鏡検査 in 2019秋
先日、半年に一度の胃・大腸カメラに行ってきた。
『カメラを避けるな!』 でも書いたが、僕はやたらとポリープができやすい。
遺伝や食生活などいろいろなファクターが絡み合っているのだろうけど、とにかくポリープができやすい。
半年に一度内視鏡検査をするのだけど、毎回大腸ポリープが見つかり切除する。
(胃のポリープは経過観察)
今回も安定の切除となった。
なので、今これを書いている時点ではまだアルコール禁止である。
胃カメラはともかくとして、大腸カメラは敬遠する人が多い。
日本人のがんによる死因の第二位であるにもかかわらず、だ。
実は僕も初めて大腸カメラをやることになったときは、
“ なにか大切なものを失う ” くらいに思っていた。
いや、マヂで。
肛門から内視鏡を入れるということにも大いに抵抗があるけど、それに加えてドクターにも看護師にも【お尻の穴】を見られるというこのなんとも言えない気持ち。
自分でも見たことないのに………
結果として大きなポリープが見つかり、がん化する前に切除することができたのだけど僕の人生観はここで大きく変わった気がする。
肛門を見られても生きていける!
まぁ冗談はこれくらいにして(半分は本気)、昨夜知ったCTCについて少し書いておこうと思う。
CTCとは computed tomographic colonography の略で、大腸3DCT とも呼ばれる。
簡単に言うとCTスキャンしたデータから大腸の3D画像を作り、内視鏡を挿入することなく大腸内の腫瘍性病変を診断するものだ。
内視鏡との比較、メリデメについては各医療機関のホームページで丁寧に解説してあるので 「大腸 3DCT」で検索を。
ただし、腸内に炭酸ガスを送り込んで膨らませた上でスキャンするためガス注入用のチューブを肛門から10cmほど挿入するので…………まぁそういうことです。
あと、微量とはいえ医療被爆があるため妊娠の疑いがある方はCTCは受診できないので注意。
条件があるとはいえ内視鏡よりは敷居が低いのはたしかで、これにより大腸検診を受ける人が増えればよいなと思う。
残念ながらまだ設備が完全に普及しているわけではないが検索すれば各都道府県に受診可能な医療施設は必ずあるし、これからさらに増えてくるはず。
躊躇している方は是非検討することをおすすめする。
お尻の穴を見られても、人は生きていける。
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在米のがん研究者 大須賀 覚先生が『エコーチェンバー現象』について note に記事を書かれています。
情報の見極めに大変重要だと思いますのでご紹介します。