ご無沙汰してます。 前回の投稿からかなーーーーーり日にちが空いてしまいました…ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ 今年は実家と沖縄を行ったり来たりという感じです。 前回の投稿から今日に至るまで、ちまちまと採集し標本にしたものたちを今回は載せていこうかと思います。
今回はこの生き物を軽く紹介していきます。 南西諸島のアマガエル!ということで、奄美大島から沖縄島に分布しています。 遠目から見ると本州のアマガエル!というより、アオガエル系をふた周りくらい小さくしたような体型をしています。 地面に近いところよりもやや高さのある場所を好むようで、すすきの葉っぱの上や、樹木の枝に佇んでいることが圧倒的に多いです。 アオガエル系に似た体型は、そういった生態に適応した結果なのかもしれません。 手の届く距離で見つかることもあまりなく、茂みの奥
つい最近、生き物観察にフラフラと出かけてきまきた。 トップ画はオキナワオオサワガニさん。 県指定希少種のため、採集などは禁止されていますᵕ᷄≀ ̠˘᷅ いつもの観察ルートをてくてく。 さっそくクロイワトカゲモドキカッコカリさんが。 つい最近、やんばる三村と古宇利島の個体群が「ヤンバルトカゲモドキ」として独立種にするとの論文が出ました。 その論文を読み込んだのですが…個人的には結構無理矢理こじつけたなぁ…ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ という感じ。 私も一応。分子系統解析を含む分類学を
今回はこのクワガタを取り上げていきます。 通称「オキヒラ」、または単純に「ヒラタ」と呼ばれています。 オキナワヒラタも「種」ではなく、一つ下の「亜種」となります。 学会などでは「ヒラタクワガタ沖縄諸島亜種」と呼ばれることが多いです。 本州のヒラタクワガタも「種」ではなく、フィリピンのヒラタクワガタの亜種という位置付けです。 …なんだかややっこしいですね…( ´灬` ) 沖縄島ならびに近くの島々に分布しています。 伊平屋島、久米島にも分布していますが、オキナワノコギリのよ
沖縄島、今年は本当に雨が少ないです。 冬の時期は結構降るのですが、現在はほこりが舞うほど乾燥していますᵕ᷄≀ ̠˘᷅ あとは湿度が低いなぁ、という感じ。 このままシーズンになると色々な生き物に影響が出そうです…。 今回はリュウキュウコクワガタを紹介していきます。 沖縄だと「コクワ」「リュウコ」などと略されたりします。 オキナワノコギリと同じく、リュウキュウコクワも「種」ではなく、一つ下の「亜種」となります。学会などでは「アマミコクワガタ沖縄本島亜種」と呼ばれることが多い
なんだか水生昆虫ばかりになっているので、もともと好きなクワガタさんの紹介をぼちぼちしようかと…。 赤が目立つ、トロピカルな雰囲気の南西諸島のノコギリクワガタです。 そんなオキナワノコギリは、沖縄島と周辺の小さな島に生息しています。 あまり沖縄島から離れすぎると別亜種という扱いになってしまったりします。 例えば伊平屋島だと別亜種イヘヤノコギリクワガタ、久米島だと別亜種クメジマノコギリクワガタに名前が変わったり。 オキナワノコギリクワガタ自体もひとつの「種」ではなく、「亜種
今回はこの種類を軽く紹介していきたいと思います。 南西諸島を代表する大型ゲンゴロウの一角です。 通称ヒメフチと呼ばれることが多いです。 同属では他にフチトリゲンゴロウ、トビイロゲンゴロウ、コガタノゲンゴロウが生息していますが、フチトリに次ぐ大きさ。 フチトリは日本国内での野外個体はほぼ絶滅状態とのことᵕ᷄≀ ̠˘᷅ ヒメフチトリも八重山諸島では激減しているようです。 沖縄島では多産地がいくつかあるようで、安定して観察できるそうで。 奄美大島、徳之島、竹富町では条例によ
どうも。あまね屋さんです。 今回は先ほど採集してきた水生昆虫を紹介します。 リュウキュウムナビロツヤドロムシ、といいます。 実際のサイズは上の写真の通り。 とんでもなくちっちゃいです。 綺麗な川の縁、植物の生え際とかにいるようで、個体数は多く比較的ふつうに見られるそうです。 が、近場で探してもなかなか見つからず…ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ 奥の手、記録のある川まで赴いてガサガサ。 数頭ホイホイと見つかりましたが、蚊の猛攻に耐えきれず離脱しました( ´灬` )( ´灬` )
今日はこのいきものを簡単にピックアップしようと思います。 名前の通り、沖縄のほう(南西諸島)にいるスジゲンゴロウです。 本州の方にも「スジゲンゴロウ」なるものは生息していたようなのですが、1970年代に絶滅したものとされていますᵕ᷄≀ ̠˘᷅ᵕ᷄≀ ̠˘᷅ ※東南アジアには同一種とされるものが健在とのこと。 黒地に白いラインが映える、美しいゲンゴロウです。 沖縄島にも非常に局所的ながら生息しているようなのですが、未だに出会えず…( ´灬` ) 現在飼育している個体は
こちらは有料版となります! まずは「まるいはねとながいて(無料版)」をざっとお読みください…!m(_ _)m さてさて、オキナワマルバネさん。 沖縄に引っ越してきたその年に出会いました。
トップ写真はヒナハゼです。 こっちに書く癖をつけるために…。 今回は「ミズムシ」なるものを取り上げてみようかと。 ミズムシって聞くと、足にできるあのかゆい病気の方を思い浮かべますよね…。 すごくざっくばらんに説明すると、 マツモムシによく似てるけどなんかやけに小さい雰囲気の水生昆虫 という感じです。 といっても、最近はマツモムシも見慣れないのかなぁ…。 私が子供の時はよく見かけたのですが。 念のため写真を載っけておきます。 ちなみに不用意に掴むと針状の口で刺してきま
あまね屋さんです。 note、ワンタッチで無料・有料記事の切り替えができるのかー、便利だなー、ということで、テストも兼ねてやってみます。 その前に、今回扱ういきものが大変繊細なもので、断り書きをさせていただきます。 保護の観点より、生息域の詳細や発生日時に関しては一切載せておりません(無料/有料問わず)。 発見に直結するようなご質問に関しましても一切返答できかねます。 あらかじめ、ご了承くださいm(_ _)m (え、じゃあ無料と有料との違いってなに!?) となると思い
みなさんはじめまして。「あまね屋さん」と申します。 トップの写真は昨日撮ったやんばるの森々です。 小さい頃から生き物が好きで、大学と大学院も生物学専攻で学んできました。 大学院の修士課程でザトウムシのフィールドワーク(野外調査)がメインになり、そこで一気にクワガタムシメインの採集やら観察やらにのめり込み。 一時期九州で暮らしたりもしつつ、飽きることなくクワガタ採集や観察を続け。 4年前にひょんなことから沖縄へ引っ越してきて、そのまま住み着いています。 沖縄でもはじめ