レモン・ビバレッジ（短歌1首）

昨日出かけた、国営ひたち海浜公園（茨城県）で「生搾りレモンスカッシュ」を飲んだ。

半分に切って絞ったレモンがそのまま入っていて、若干の甘みはあったものの、ほぼソーダ水で割っただけの状態。頼めばガムシロップがつくのだが、甘ったるくなるのが嫌だったのでそのまま飲んだ。レモンの皮の農薬が気になりつつも、レモン果汁の独特の酸味は体だけでなく気分もスッキリさせてくれるようで心地がよい。キャンピングカーを改造した屋台、草原や花畑、森林が続く公園内というプチアウトドアなシチュエーションが、より爽快感を引き出してくれたようだ。

思えば、小さい頃はキリンレモンが好きだった。ただ、キリンレモンは特別な商品を除き「無果汁」。飲んだ後のスッキリ感は、やはり本物のレモン果汁にはかなわない。たまに飲みたくなる「子どもの頃の味」の一つではあるのだが。

はじめての半袖日和に届きおり「件名：キリンレモン」のメール　　あまねそう

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参考追記
「無果汁」の表記は、以下のきまりによるので、多少の果汁が含まれている可能性がある。

果汁5％未満の場合は、「無果汁」を示す表記または実際の含有量を表示しなければならないと、公正取引委員会で定めた「無果汁の清涼飲料等についての表示」に関する運用基準で義務づけられている
（ DyDoホームページより引用）

【短歌初出】
・かばん2016年5月号