あなたを信頼する、信じる。その言葉の意味を考えてみた。
「信頼してる!」「信じてる」
何度この言葉を使っただろう、心に留めただろう。
21年間「信頼」という言葉を声には出さなくとも
たくさんこの言葉に触れてきたような気がする。
そもそも信頼ってどういう意味だっけ?
信じて頼りにすること。う〜ん。なんだかよくわからない。もっと身近に考えてみよう。
ひとつのプロジェクト運営メンバーを担っているわたし。チーム内で1人ずつのタスクは振り分けられているけれど、みんなそれぞれ風邪や私用で担いきれないときがある。そんなときに、
「かわりにあなたの仕事もらうよ!まかせて!」
と言ったこともあるし、声をかけてもらったこともある。その気持ちに感謝してありがたく仕事をお願いする。復帰したときにその仕事がすっかり終わっていたとき、「あ〜頼れる仲間だな。何かあったときに力になりたいしなってほしいそう思える仲間だな」と強く感情が動く瞬間がある。
逆に、頼まれた仕事を終えなかった時、信頼を失うんじゃないかと冷や汗をかくときだってある。
これが、信頼関係?
うーん。なんだか違う気もする。
一緒のチームじゃなくても、仕事をかわりにしてもらったり、したことがなくても、なぜか信用、信頼している人がいるような気がする。
なんとなく、正解なんてないんだろうけど、でもなんとなく思うことがあって…。
頼まれた仕事をした、しなかった。みたいに結果がみえた瞬間に信頼が生まれるんじゃなくて、その人を信じたいか、大切に想いたいかが近いような気がするんだよな。
結果がダメでもその人の生活をみて、その人をみたい。何かにめちゃくちゃ頑張ってたり、今は頑張れない時で休憩中だったり、気遣いが素敵だったり、尊敬できるところがあったり、好きなところがあったり…
あなたに興味を持ち続けているかぎり、あなたを大切にしたいと想い続けているかぎり、きっと信じたいと思うんだと思う。「信じれる!」そう言い切れる瞬間は中々なくて、というか無いんじゃないか?と思うくらいで、あとは、理想を押しつけたいわけでもなくて、ただ大切にしたいという言葉のの変化球のような。そんなくらいの感覚なのかもしれない。
人によっては捉え方が全然違うんだと思うけれど
今の私はそう思ったりする。
言葉と気持ちを重ねるのは難しいけど、面白い。