2018年、アンナチュラルという作品と三澄ミコトという存在に心を洗われた女がずーっと激重クソデカ感情を何マイルも溜めていく場所です。 読みづらいことこの上ありませんが一応小見出し風にはしてみます? それじゃレッツゴー 1回目の鑑賞(8月23日)公開初日朝満島さんの言う通り、過去作を見ていると完全にキャーキャーしちゃって感想というレベルの内容ではない件 公開初日の朝イチの回、前めドセンター視界良好サウンドはウルティラ 小ネタをどんどんと書いていく。 ・宅配ボックスの開錠
それは1992年の春だった。 音楽家の父と、花や子どもが好きな母との間には 今もずっと雨が降っている。 初産は予定日より早いことが多いと最近知った。 それなのに7日も母の子宮に留まり続けた私は この世界に生まれるのが怖かったのかもしれない。 産声をあげなかったことで母はとても心配したそうだ。 私はへその緒を首に巻いて生まれてきた。 「あらあら、二連のネックレスなんてしちゃって」と助産師さんが優しくほどくと私はついに泣き出した。 母はとてもホッとしたそうだが想えばそれが私の最
※ブログ移転にあたり2017年9月17日の記事のバックアップとなります。 ごきげんよう、雨音琴美です。 今日は恵比寿.天窓switchにお邪魔してきました。 (昨晩というか今朝早くまで野島伸司さん脚本のドラマ『雨が降ると君は優しい』を見ていたせいですっかり寝坊してしまい、入り時間にはおろか、開演の1時間前に布団と自分の腹の間でスマホがバイブレーションしまくって鬼電に気づいて慌てて出かけるっていうクズみのあるコントをやらかしましたが、なんとかオープニングアクトのかなりやと
出逢ったその時から 美しい瞳の持ち主だって そんなことはもうわかってた。 友達からも言われたよ。 あの人の目はなんと煌めいてるかって。 街中の光を集めて 閉じ込めた宝石みたいで いつも見惚れてしまう。 光に溢れているんだよね。 例えどんな狭い道でも 泥だらけの道でも 石ころだらけの道でも 君がいつも笑って手を振るから それがどんなに険しい旅だと知っていても こっちもなるべく笑顔で見送ってしまう。 たまにその背中は眩しくて目が眩むよ。 そんなにいつでも輝いていられたら
運命の中に居る人を じっと見ている。 見て、どう見えるのか 少しだけ言葉にする。 という、仕事をしている。 心は目に見えないから 本当に目で見えるようにはならない。 口調を、仕草を、表情を、 文脈を、行間を、それらの言葉の文すらを、 拾い集めて重ねてバラしてくっつけて 御手紙みたいに 心を見えるようにする。 そんな、仕事をしている。 心は目に見えないけど 見えた気になってしまう時もあるけど それでもなるべく見えやすく 言葉に変えて伝わるように。 風は見えないけれど
空が綺麗な朝だなぁと思って目覚めても 愛する人はもう出かけていて 見せたかった景色を見せられない切なさから 始まる1日。 冬の空は高く遠く 澄んだ青になりたいと 願った頃もあったな。 少しだけ上を向いた途端に 会いたい人の顔を思い出すのは どうしてでしょう。 会いたいと思っている時点で 今は会えないわけで 会えてもいない、目の前にいない人のこと こんなにも心が求めるのも どうしてなのかなぁ。 幸せになりたいと思って生きてきて 幸せを掴んだ気になって 強くなりたいと思っ
花のように生まれ 言葉の雨に打たれ 琴の音を鳴らして いつかの終りには 星の雨に撃たれて 海に散って死にたかった でも今は汚く地面に散っても良いから あなたと美しく咲いて ともにやさしく土に還りたい 手を繋いで 何も怖くないよ 何も怖くないと思えたんだよ こんな世界でも 大丈夫って あなたがいれば大丈夫って 思うんだよ
胸の真ん中を熱くする人よ もう一生冷えたままだと 思っていた心 揺れて滲む 涙かな あの時もっと 可愛げのある返事を したかったかなと 後悔させてくれる人よ 寂しい秋に光を灯して あたたかい 握り締めた手よりも胸の真ん中が 先の未来はしばらく 星だけの静かな空だったはずなのに 青く遠く広がる昼下がりの 落葉樹の下で約束した 小さな決めごとを 大事に運んでいきたい 辿り着いたのはお城でもなく デザイナーズマンションでもなく 小さな小さな愛しいおうち
スクロール=波 絶え間なく永遠に途切れることのないもの ただし同じ形は二度とないもの プルメリア=花 英名はTemple tree、気品や親愛、魅力を示す 大切な人の幸せを願うもの マイレ=葉 バニラのような香りのする南国の神聖な植物 神の足跡と呼ばれ魔除けや平和を願い誓うもの 久しぶりにジュエリーを買いました。 仕事でプラチナに返り咲いたお祝い? 新曲を作れた記念に? コロナ第1波を乗り越えたご褒美? 違うんだよね、 今日でぴったり10年5ヶ月 憧れ続けたものとお別
ともだちへ こんにちは。お元気ですか。 それなりに世の中が動いているようですが こちらはなんとかやっています。 このような寒暖差の揺らぎがある初夏の日には 君のことを想い出します。 とても賢い人であったことを ようやく実感している愚かな私です。 普段、口癖のように 「想像力の無い人間は阿呆だ」とか 「なんでなってみないとわからないのかな」だとか 人の脳の構造と自分はまるで違っているかのように 偉ぶっているところがありますが 少なくとも君について私は なんの想像も出来ていな
乙女座の輝いた3月の夜、 茨城で目を覚ました女の子。 いつの間にかもう夏も過ぎ 誰も抱っこしてくれないまま 半年が過ぎていた。 東京の田舎町まで引っ越した。 狭い箱はもう飽きた。 愛想を振りまくのはもともと苦手。 それでも耳掃除をしてくれたり シャンプーしてくれるお姉さんがいて ずっとずっと箱の中にいたんだよな。 太陽神アポローンの名前を持った マンチカンの男の子、ぽーちゃん。 まるでその太陽を授かったような オレンジ色の瞳をしたその子に スピカという双子星の名前をつけた。
わたしがおばさんになる頃 きみもおじさんになってるし もしかしたらこの世界に いないかもしれないよね。 逆のこともあるけれど。 墓まで持って行こうとしてるのは 来世でまた会えたらとおもうからで わたしは解脱しない気満々、 だからきみも罪を重ねてください。 何度でも転生して 必ずまた手を繋げるように たくさん罪を重ねてください。 今世では、それは、おあずけ。
何者でもないわたしは 何者でもないけど たまたまビジネスタワーで働いてて たまたま歌詞を書いてて たまたま占いで稼いでて たまたま手が小さく いまはついでに耳が悪く 平成に生まれた一応女らしい。 心があったかくなる音が好きだった。 それはたいがい他人にとっては騒音で 病院では耳を悪くするよ、と言われるような そんな音色かもしれなかったけれど わたしはいつもおもう、 あんなに綺麗な音を他に知らないのに、って。 わたしは弾けもしない、 いや手が
今ね、 とても幸せな後日談を 過ごしている気持ちになる。 永い物語の終わりには いつもエピローグや後日談があって ちょっとの幸せやしこりを残しながらも 必ず次のステージへの余韻があって 読後感が生まれるもの。 今ね、 とても長く眠っている間に見た夢から醒めて カーテンの向こうの空を見て 良い朝だなぁってあくびをしているような そんな気分だよ。 だけどね、 ちゃんと次どこに出かけるかわかってる。 支度をしたら扉を開けて街に出て 次の景色もちゃんと映せるよ。 夢のよ
エレキギターに恋をして、 ゴミ捨て場の青いフェルナンデスを拾ってきて 誰もが通るFコードに苦戦して アコースティックやクラシックの専門家の父に 初めての反逆行為として ロックミュージックを聴いた。 南京錠をぶらさげて ヴィヴィアンウエストウッドを身につけて JKのくせにブドワールを漂わせてた 10代のわたしは今、 DiorのJOYをつけて出勤する。 オフィスタワーで8時間、 顧客の対応をし、 帰りの地下鉄の中で歌詞を書く。 家に帰って猫の世話をしたら 顔パックやマッサージを
わたしは平成が好きだ。 ルーズソックスで日焼けした女の子が 渋谷を練り歩いて モー娘。や安室やラルクを口ずさむ風景が まぢサイコーなのだ。 原宿で色付きの派手な綿アメやポップコーンを 食べながらつけまつけるを聞いて ユニコーンやフラミンゴの柄の服を求めて 竹下通りを奥まで行くのも 超やばたにえんなのだ。 バブルの弾けた後の世界しか知らない私達は 常にバイトが超絶だるくて いつメンがいないとテンションがさげぽよで ワンピの新刊が待ち遠しい生き物なのだ。 車もお酒も煙草も良