舞台『尼崎ストロベリー』立ち上げ秘話①〜出会い〜
本日は舞台「尼崎ストロベリー」の立ち上げの経緯①〜出会い編、をお話します。
2020年4月、知人を通じて小説「尼崎ストロベリー」の原作者である成海隼人さんを紹介されました。私が演劇だけでなく、地上波ドラマの監督・プロデューサーをしていたこともあり、成海さんから「ドラマ化・映像化」の相談を受けたのが始まりです。成海さんと初めてお会いしたのが2020年春、私が勤務する在阪地上波放送局の後輩プロデューサー2人を連れてお会いしました。
実は成海さんからご連絡をいただく前から私は「尼崎ストロベリー」という小説は知っており、既に読了しておりました。私は普段から映像化、舞台化できる原作や事件、言い伝え、エピソード、痴話喧嘩などを探すことが癖になっているもので・・・特に地元、関西を舞台にした物語は見逃すわけにはいきません。
そんなこともありまして・・・「尼崎ストロベリー」ドラマ化に向けたミーティングが大阪にて開催されたのです。それは2020年5月7日お昼すぎのことです。
当初「ドラマ化・映像化」の相談から始まった「尼崎ストロベリー」がどのような経緯で舞台化になったのか?その詳細は次回お話することと致します。
まもなく稽古が始まります舞台「尼崎ストロベリー2024」
私が本作品を舞台化するにあたって心掛けたことは、原作に込められた「親子愛」を大切にしながらも、「尼崎」という下町に生きる人々のエネルギー、熱さ、人情をしっかりと描き、原作では描かれていない高校2年生の主人公・駿一の悩みや葛藤を友人たちとの交流、淡い初恋を盛り込むことによって「下町の青春群像劇」とすることでした。 地元愛、親子愛、友情、初恋・・・「大切な人を大切と想うこと」がいっぱい詰まった舞台を地元「尼崎」に人々に語り継いで、ゆくゆくは尼崎の皆さまに本公演に参加してもらい、10年、20年と紡いでゆける・・・地元のお祭りに育って欲しい、そう願っております。 その為にも一人でも多くの次代を担う中高生たちに、舞台「尼崎ストロベリー」を観てもらいたい!そんな想いでこのプロジェクトを立ち上げました。皆さま是非とも劇場にお越しください。
舞台「尼崎ストロベリー2024」
原作:成海隼人、脚本・演出:木村淳
出演:真丸、篠原真衣、堀くるみ、春名真依、井本涼太、櫻井雅斗、武田訓佳、堀川絵美、佐藤太一郎ほか
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