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イライラしないために、見えない“ものさし”を想像しよう
わたしはHSPです。
生真面目な性格だなあと、20歳のころからよく思っていました。
しかし最近は、イライラすることが増えて戸惑っています。
(こんな自分、嫌だな…)
わたしはカウンセラーなりに、イライラする自分と対話してみました。
わたしが出した結論。
それは“自分のものさしを他人にあてがっていた”という反省です。
わたしが体験したバスでのできごと
わたしの住む地域は、電車移動よりもバスで移動することが多いです。
もともと、他人と密室に閉じ込められるバス車内は苦手でした。
最近イライラしたできごとは、そのバス車内で起こります。
バス車内で大声で談笑するマダムたち…。
乗客全員に聞こえるほどのボリュームで話すんですよ。
マダム二人組が。
HSP気質のわたしは、すかさずノイズキャンセリング機能つきのイヤホンを耳に押し込みました。
マダムたちの会話内容がわからなくなるまで、音量を上げます。
このときのわたしの気持ちは、以下のとおり。
(ああ、なんでわたしがわざわざイヤホンを装着しなければいけないの?)
恥ずかしい話ですが、自分がマダムたちにマウントをとっているようでした。
透明な“ものさし”を知ろう
バスに揺られながら、頭のなかでもう一人の自分を召喚します。
なぜわたしは、嫌な気持ちになったのか?
イライラする原因は、わたしにあるのではないかと思ったからです。
そこで行きついたのが、自分の“ものさし”を他者に押し付けていた可能性。
誰しもが、透明で目に見えない“ものさし”を持っているはず。
「バスが混雑して座れないのは我慢するけれど、吊り革でなく手すりにつかまりたい」
たとえばこんな風に、自分のなかでこれだけは譲れない!というものさしです。
わたしの場合、「バス車内で、大声で話すなんてありえないものさし」を持っていました。
自分と他者の基準はちがう
人には、許せることと許せないことがありますよね。
そのボーダーラインは、一人一人違うでしょう。
わたしが乗車したバスで遭遇したマダムたち。
彼女たちは、大声で談笑することは許せることなのだと思います。
一方わたしは、大声で談笑することを許さなかった…。
ここまで考えてやっと、人それぞれに基準となる“ものさし”があるのだと確信しました。
自分が1cmだと思っていても、他の人は10cmだと言うかもしれないということです。
その人の“ものさし”を想像し、認める
カウンセラーなりに考えた結果、自分のものさしが正確だと信じていたことがわかりました。
わたしが見つけた、目に見えないものさしは個人差があります。
そして、どの人のものさしが正しい!などという答えはありません。
みなさんにできることは、自分と他者のものさしがちがう形をしているかもしれないと想像することです。
想像、つまり他者のものさしは仮定で大丈夫。
「あなたは大声でおしゃべりすることがOKなものさしを持っているのね」
このくらいの解像度で十分◎
自分と他者のものさしを想像し、そのちがいを認めることではじめて対等な立場になれると感じました。
お互いが対等な立場になると、自然とイライラすることも受け入れられる気がしています。
もしよろしければ、みなさんも試してみてください。
そしてどんな結果がえられたか、コメントで教えてくださるとうれしいです!
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