辰年だから、初詣は弘前市の橋雲寺へ行ってきた
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
2024年も、みなさまに楽しんでいただける文章を発信していきますね!
わたしは地元以外の場所で、はじめて年末年始を過ごしました。滞在先は、たびたびお世話になっている彼の実家(弘前市)です。
元旦、彼や彼のご家族と何気ない会話を楽しんでいました。会話のなかで、弘前を含めた津軽地方に伝わる、干支と神社・お寺の関係を知ることに。
今回、そのことについてお話しようと思います。
津軽地方に伝わる干支にまつわる風習
2024年を迎えた朝、自然な流れで初詣の話になりました。なんでも津軽地方(弘前市など)には、「一代様」という干支にちなんだ守本尊が祀られている神社・お寺があるのだそう。
簡単に言うと、津軽地方は自分の干支が関係している神社・お寺に参拝するといいんだよ〜ということです。弘前市以外に、黒石市や大鰐町、平川市にも一代様がいらっしゃるみたいです。
わたしの場合は亥年なので、弘前八幡宮にお参りするとよい。というわけです。
「えっ!じゃあ家族の干支に合わせて、何ヵ所も神社やお寺を巡ることになるの〜?」
そう思われた方、ご安心ください!!
平川市にある神宮寺は、すべての一代様が祀られているそうです。家族みんなで初詣するなら、弘前市に隣接する平川市へ向かうことをおすすめします。
いざ、初詣へ
辰の一代様が祀られているのは弘前市内の橋雲寺。彼のお母さんも彼もわたしも、みごとに辰年ではありません。しかし彼のお母さんは、スマートフォンで検索しながらこう言いました。
お母さん「階段すごそうだけど、行ってみる?」
辰年にあやかりたい想いが勝り、3人は車で向かうことにしたのです。
橋雲寺に到着すると、ミチミチと路上駐車の列が……!
しかし運よく駐車スペースを見つけ、無事、参拝の準備がととのいました。
こちらの写真は、車の滑り止めが備え付けられているボックス。一瞬ドキッとするアイコンですよね。卍は、江戸時代から用いられている由緒あるデザインだそうです。
絶望的な高さの階段……を、登る前なのでまだ写真を撮る余裕がありました。
わたしはヒィヒィ言いながら、(ご利益ご利益)と必死に登りました。
途中、ほかの参拝客に抜かれることもしばしば。それでもなんとか本堂まで到着します。
お賽銭を投げ入れ、なんとか参拝できました。
でもですね、階段を降りていく途中で別の本堂を発見。列ができていたので、最後尾の方にたずねると守本尊が祀られているお寺ですよと。
どうやらわたしたちがお参りしたのは、橋雲寺より高いところにある愛宕山神社だったのです!
辰年・巳年の一代様は橋雲寺にいらっしゃるのに、わたしたち3人は通り過ぎてしまっていました。あらためて、橋雲寺にお参りするため列に並び、一代様に手を合わせます。
列に並んでいたときに見かけた看板。橋雲寺という名前、漢字こそ違えど強運が手に入りそうないい名前だなぁとワクワクしました。
彼のおばあちゃんとおじさんが辰年ということで、帰りにお守りを買って帰りました。わたしと彼はお地蔵さんの形をした健康御守を購入。わたしは昨年末から風邪をひいているので、健康第一の願いを込めています。
お昼前に橋雲寺に行きましたが、帰るときは参拝客の列が長く続いていました。家を出たタイミングがよかったねと、帰りの車中で振り返ります。雪もほとんど積もっておらず、歩きやすかったこともよかったです。
辰年はどんな一年になるかな?
新年を地元以外で迎えましたが、彼の家族とお寿司を食べたり、平川にいるおばあちゃんに会いに行ったりと楽しい年明けでした。辰年は縁起がいいなんて言われているようですが、わたしは粛々とやれることをこなしていきたいなと思います。
弘前での初詣、アクシデント?もありましたが行けてよかったです!強運とはいかないまでも、今年は運が味方してくれそうな気がします。