褒めたのに、謙遜を求める気持ちって何だろう
この記事で書いた、褒めてくるくせに、
「ありがとう」と受け取ると、
「褒めたことを認めた」って言って笑い者にする心情って、どういう気持ちなんだろうって考えてみた。
もちろん、私からの視点でしかないから、絶対的な答えではないと思うけれど、人の言動に傷つく人たちの心を癒すキッカケになればいいな、という気持ちで書く。
私なりに想像して考えたこと。
もし私が誰かを褒めて、その褒めた相手が素直に受け取ったときに嫌味を言いたくなるって、どういう気持ちだろうって想像したときに湧き上がってきたのは。
・相手を貶めてやりたい
・相手をバカにしてやりたい
↓
・そうすることで、自分の面目が立つというか、自分が立っていられる気がする
↓
結局、自分に自信がなかったり、自分のかっこ悪いところから目をそらしたかったりする気持ちから、相手を笑い者にする。
その相手をどう選ぶか。
ちょっとだけ人より何かが秀でてて、ちょっと得意になってるヤツ。
そんなヤツを敬ってるように見せかけて、笑ってやる。
そんなところだろうか。
自分とはかけ離れるくらい秀でてる人にはできないと思う。
あと、素直で、そんなに強気なところがない真面目な人のほうがからかいやすそう。
言葉どおりに受け取って褒められたことを鵜呑みにする人。
そして、わざわざ第三者に「こんな嫌なこと言われた」って言いふらさない人。
ついでに、自分に自信なさげな人が良いかも。
こう書いていて、自分が情けなくなってきた。
まさに自分が描いたターゲット像がまんま、当時、からかわれていたときの私だったから。
今の私はというと、言い返したりはしないものの、イヤなことを言ってくる人には素で無視するか、言ってきた言葉をそのまま鵜呑みにして返すから、嫌味の言いがいがないかもしれない。
そのせいか、嫌味を言われることはなくなった気がする。
気づいてないだけか??
まあ、イヤな言動をする人は、その人自身が悲しい心の持ち主らしいことが想像できた。
あと、嫌味なことを言われないためには、素直で真面目な性格のマイナスな面を表に出さないようにすることかもしれないな、とも思った。