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未必の故意

本にカバーはかけたくない
本の表紙は見えるようにしておきたい
本の表紙は顔だ表情だ
楽しい顔をした本を読みたい
泣いてる顔もよかったりする
悲しい表情の本に手が伸びるのは
そのときの自分の表情と
重ねてしまったからなのかな

古いものを読むことの
弊害みたいのは
あるのかもしれない
ないのかもしれない

ミステリーを読むようになって
知ったもの
リノリウム
クレセント
未必の故意

本に愛おしいと思うことはない
物語に愛おしいと思うことは
あるのかもしれない


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