新社会人となるにあたり…
このハッシュタグを見て2021年に新社会人となる私は改めて働くことに関して考えてみた。
希望業種でもないし、働かなくて良いなら働かずに暮らしていきたい。ただ、この思いとは裏腹に今10億円手に入っても働きはすると思う。
もちろん、給料のことを考えずに好きな仕事をやるとか、大学時代にお世話になった慣れ親しんだバイト先に戻るなど選択肢は増えるかもしれないが働くことに変わりはない。
私の夢は小説家であり、実際に働きながら書き続けていこうと思っている。いずれはそれが本職になれば良いと思っている。
じゃあ10億円有れば働かずに執筆活動に専念すれば良いじゃないか。
違う。働く。
私にとって「働く」とは「コミュニティに存在すること」である。小中高大と学生の間は必然的にコミュニティに属していた。クラスや部活、バイトなど様々な環境に身を置いていた。
ただ、学生を卒業する瞬間にどのコミュニティにも属していないことになる。
たとえフリーランスの仕事でも、私の夢の小説家でも仕事相手は存在し完全に1人で成り立つものは無い。
働くことで多かれ少なかれ金銭を得ることができる。それが働く1番の理由だと考える人も多いだろう。ただ、私はそう考えない。
働くことで得られる1番の財産は人だ。
余談であるが、先日私は神宮球場で草野球をしてきた。野球をするのは10年ぶり。ただ、プロアマ問わず野球観戦は趣味の一つでありとても貴重な経験ができた。楽しかった。嬉しかった。
ティモンディの高岸が立つだけで涙したマウンドにも立った。
なぜ私なんかが聖地に足を踏み入れることができたのか。
人脈だ。
そこには芸人、俳優、バンドマンなどを中心とし様々な人がいた。その中にたまたま1人の知り合いがいたから呼んでもらえたのだ。
私の人脈は少ない。とてつもなく少ない。
ただ、これを機に人脈を増やそうと思えた。
人との出会いは大切であり有意義でもあるが、めんどくさいところもある。しかし、それを凌駕する経験を自分にもたらしてくれるかもしれない。
はたらくってなんだろう。
そこで働くことでしか出会えない人に出会う為の手段。
これが現時点での私の答えだ。
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