【旅行記】バンコク郊外、タリンチャン水上マーケット(10年以上前のこと)
ずっと前のネット日記アカウントを削除しようと思い、何年かぶりに開いてみたら、ほぼ憶えていない昔の日々の記録はなかなか味わい深かった。
10年以上前、友達とタイのバンコクへ旅行をし、後半ひとり残ってぶらぶらしてたときに行った水上マーケットは、いつかまた再訪したいほどの楽しい思い出なので、記録のために転載しておこう。
まだスマホのない時代だから、コンデジで撮った写真だ。(以下転載)
バンコク郊外の水上マーケットへ
タイ通のXXに勧められて、タリンチャン水上マーケットに行ってきた。
よく絵ハガキとかになっているダムヌン・サドゥアクと違い、地味めでローカル色の強いところだ。
バンコク中心部から路線バスで約35分、週末だけオープン。
川の上に浮き床が設えられていて、そこで皆が食事している。
周りを取り囲んでいる料理舟で注文。
小舟の上で火を使って調理しているよ~。
魚の口に香草をつっこんで塩焼きしてるのがおいしそうだ…みんなこれ食べてる…でも一人だったので、大きすぎると思って断念。
私はひっそり汁麺を食べてた。
うめー。
さあ、ボートツアーに出発だ
70バーツ(約245円)で、所要2時間のロングテイルボートのツアーに参加した。
身体のすぐ近くに水面を感じられ、ほどよいスピードで気持ちいい~。
川際に住んでいる人たちの暮らしが垣間見える。
家の中の様子とか、くつろいでいる人の姿とか、覗けちゃったり…。
けっこう水面ぎりぎりに建っているように思えるが、浸水したりしないのかな~心配。
川のそばにベンチを置いてる家が多くてうらやましい。
途中で行き合った舟から、唐揚げを買って食べる。
オーキッドファームに着いて、上陸して見学。
タイと言えば蘭だ。
花を買ってくこともできるよ。
途中でパンを買って、魚にエサをやる。
ナマズみたいな魚。
すんげー集まってくる!
こえーよ。
ここに落ちたらヤバイ…!
さらに途中で寄ったところでは、男たちが竹を炭で焼き、鉈で割って売っている。
何なのか分からなかったので、後ろの席でいくつも買っていたタイ人グループに「それ何?」と訊いてみた。
竹筒の中には、餅米を甘く炊いたものが詰まっていた!
味見させてくれる。
おいしー。
ココナッツシュガーがかかったのや、プリンが入ったのや。
手でもにゅもにゅちぎって食べるのだけど、ふと気がついて写真を撮っておこうと思った。
そばの水面に手を伸ばし、べとついた手を洗って拭いて、写真を撮り、さらに同じ手で食べ続ける。
あれ、今、自分、最悪なことした…?
川で泳いでる子供とか、洗濯してる人とかもいたよな…。
でも既にしぶきをガンガンかぶっていたことだし、まいっか。
ボートから上陸してぶらぶら。
マーケットのすぐ横に鉄道線路が。
歩けるようになってるけど、たまに列車が通るから気をつけよう。
周辺は植木やお菓子の屋台、飴細工の人、犬に芸をさせている人などで賑わっている。
野外ステージもあって、地味なおじさんがシンセみたいなのの弾き語りしていた。
しぶ~と思いつつ、しばらくしてから再度通りかかったら女声の歌が加わっていたので、見たら地味な男の子が歌っていた。
そして、舞台の一番前に、フリフリのピンクのドレスを着た幼女(3~4歳)が立ち、ゆらゆらと踊っている。
それを異様に盛り上がって囃す、酔っぱらいの男が一人(もしかして父親?)。
なんかシュールな光景だ…。
楽しかったな~。
また行きたい♪
でもこの日、すごい日焼けした。
肩に塗った日焼け止めがまだらだったようで、ヘンな模様の日焼け跡が残った…。
(おまけ)タイ人の友達からもらったコメント
竹筒のもち米は「カオラーム」というもので、主に白いもち米と赤いもち米で作ります。一番上にココナッツミルクがかかっているものとかかっていないものがあって、どっちもおいしいです。
カオラームといえば、ションブリー県の「タラート・ノーンモン(ノーンモン市場)」が有名です。
タリンチャン水上マーケットは本当に素朴って感じなんで、僕も好きです。たらふく食べて帰ってきた記憶がある。
川で手を洗いながら、次のご飯を食べるってタイ人なら普通のことですが、慣れてないと危ない目にあいますよ。。。
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