わたしの正義に基づく

2021年8月8日 01:14

たとえばわたしのツイッターは基本的に政治や重たい時事ネタに触れないアカウントとして運営しているんですけど、
別にそれは「ミュージシャンは音楽だけやっていればいい」とか「アーティストが政治に関わるな」とか思っているわけでは1ミリもなく、
ただツイッターは『わたしにとって』その場所じゃない、という話です。

公私をわける、じゃないけれど、たぶんわたしは場所をわけることで物事を整理しているところがあって、
例えば用途でわけているのでいまこのパソコンがのっている机の上にも現在進行形で使っているノートが13冊とメモ帳が2束あり、
SNSブログなどのアカウントが8つと紙の日記があり、
スマホのメモやそのほかもろもろ、
でも、全部必要なのです。

遊園地に来ているときに仕事の話するなよ、みたいな、
高尾山のさる園で「なんでシマウマいないの？」って言うような、
だってさる園じゃん。これは違うか。

誤解がないように注釈を入れながら、
(たとえ必要十分で正確な注釈を入れられても誤解は生まれる)
140字っていう文字数でまじめに何かを話すのはわたしにとっては曲芸で、
(曲芸をしている知人も多いですが、どちらの意味でも)
誰かと意見を交換できてためになるなあ、というよりは、
そこで生まれた勘違いやすれ違いをよく(あるいはまったく)知らない人とやっぱりいろんなものがそぎ落とされた140字のリプライのやりとりで埋めてゆくエネルギーのほうが。問題。

ただこれはあくまでわたしの話、わたしの使い方であって、
ほかの人がその人のアカウントで政治について語ろうが、
差別について訴えようが、
誰かと長いツリーで議論しようが、
全然かまわないし、
それがわたしにとっていやなものだったとしたら黙ってミュートするけれど、やめてくれとか言うつもりはまったくない。
人に説教するほど偉くもないし、
人を変えられるとも変えようとも思っていない。

誰かにとってのハワイは職場だが、わたしにとってのハワイはバカンス先。
(これだ！)
わたしのツイッターは、毒にも薬にもならないアカウントとしてのんきにごはんや動物の話をしてたいのです。

さいきんのプロフィール履歴です。 pic.twitter.com/WIaYiucEQJ
— amamori (@amamori_info) August 6, 2021

ああ前置きが長くなった！
前置きというか一つの章くらいになってしまった！

何かって言うと、
だからこれから書くこともわたしの場合の話であって、あなたはあなたが思うように行動しておくれよ、ということなんだけども。

わたしはとにかく痛い思いや苦しい思いをしたくない。物理的に。いや精神的にもだけど。
アマモリなんてマンボウの都市伝説みたいなものだから、
「ああ具合悪いもうダメだ...」というショックで致命傷じゃないのに死んでしまうかもしれない。
できるだけ病気もせず事故にもあわず事件にも巻き込まれずにコロリと死にたい。
時間を見つけて全国のコロリ観音コロリ地蔵を参りたいと思っている。
なので最近のコロナウイルスと世の中の様子にも、
(コロナとコロリをかけたわけではない)
「医療従事者の負担が」とか以上に(ごめんなさい)自分が辛い思いをしたくないが強いので、
人が出歩いていても「気を付けてね～(車や熱中症も含む)」くらいで、特に腹は立たない。
ただ自分が具合悪くなったときに病院にかかれないのは困るなあとは思ってる。
去年はどちらかと言えば収入や先行きがしんぱいだったけれども、
さいきんはシンプルに健康がしんぱいです。自分と自分のまわりのひとの。

なので「オリンピックやってるのになんで国民には我慢を強いるんだ！」とも思ってない。
(いろんな矛盾には腹が立つというかなんかもうこわい)(あまもりがこの世で一番嫌いなものはつじつまの合わない話)
そもそも出かけないことをあんまり我慢だと思わないのもあるけれど。

ちょびっとおとなになったので、
あてつけや自棄で自分を粗末にして、結果自分や自分の大切な人やものが損なわれたとしても誰も責任をとってくれないし、自分で収集をつけなければいけない。
それはけっこうしんどい。
ということをちょびっと知っている。
(ちなみに粗末にしなくても損なわれることはたくさんあるからなんでもかんでも自分のせいにするもんでもないよ)

なのでまあしばらくはおとなしくしてられるときはおとなしくしてよ～って思っている次第です。
(観に行きたい映画と美術展があるんだけどなってところは考え中)
(ちょっと前だったら行ってたんだけど、ほんとになるべくリスク減らしたほうがよさそうな気がしている、いま)
(第六感！シックスセンス！)(頭が弱いから第六感にも頼るよ)

ところがわたしたちがやっているいわゆる『ライブ』というものなんですけど。
正直ぶっちゃけほんとごめんね、さすがにこの状況だとしばらくみんな無観客になるだろうな～中止のやつもあるかもな～って思ってた。
いろんな意味でちょっとしんどいけどまあしょうがない、って。
でもどうやら見てる感じ、ほとんどの公演はそうならなそうなのよね。
出演者やスタッフや来場していたお客さんの、陽性者や濃厚接触者でけっこうな出演者キャンセルが出ていても、欠けたまま、あるいは補充して、不死鳥のように甦る。
わたしは中の人じゃないので内訳はわからないのだけど、もうそうそう収入減らしてやってらんないよってのもあるだろう。
(ドリンク代の話もあるし、会場行けないなら今回はいっか～もあるだろうし)
(あとなんか、ライブハウス・飲食店業界すごい怒りが渦巻いてるよね...)

となると。
無観客の公演はわたしのシックスセンス的にアリだったし、
開催元から無観客に変更なり中止なり言われたらまあ考えなくてすむので楽だったんですけど。
これは甘えでしたね。
全部予定通り有観客開催とすると、もう一度自分でちゃんと考えないといけないなあと思っている。出るか出ないか出るならどういう風にするか。
自分がなるのもいやだけど、自分の出たイベントで、
あまもり観に行ったら感染して死ぬような目にあった、ってなるのいやだなあ。
かかっても知らせないでくれって話じゃなくてね！一応！

やっぱり基本的には出たいなあと思っています。歌いたいなあと思ってる。
なので別に出演キャンセルの口実を考えているわけではない。
(また、これがサポートの話だったら、フロントの人が出るならわたしは出る一択なのだけどなあ)
そして、出るんだったら見てほしいし、そりゃあ生で会場が一番うれしいんだ。そりゃあね。
ただ、何を選ぶにしても、そこらへんの、自分の中で落としどころというか、よし、ここ、っていう場所を見つけたいなあと思っている。正解じゃないかもしれなくても。
そんで、みんなどうしているとか何を考えているとか探ったり様子を見たりはするけれど、
最終的には自分で考えて見付けたいなあと思っています。

自分で考えて、自分の正義に基づいて行動すれば、あんまり自分を嫌いにならないしひどい後悔はしなくて済む。
(やっぱりしろたんじゃなくて豚旨辛焼きにしておけばよかったなあ、くらいの後悔はよくするよ)
人に言われたほうに進むときも、後で文句を言わないように納得したい。どんな理由でもいい。
(たまには人を信じてみたかったんだよ！でもいい)
もちろん仕事とか、立場とか、自分で選べないこともたくさんあるし、
話が違ったり、怒らなきゃいけないことも愚痴を吐き出すべきこともたくさんある。
それでもあんまり、ふらふらと誘導されたくはないんだなあ。流されるなら波に乗りたい。波乗りピカチュウを目指す！
でもそれが難しいんだろうなあ。
自分は洗脳されてるって思って洗脳されてる人はいないからなあ。
しかし、
自分と他人や自分と空気の境目がなくなるのはたくさんです。

そして最後の最後なんだけど、
ごちゃごちゃ書いたあとなんだけど、
いま大変なみんなが元気になりますようにって心から願ってます。
わたしのまわりのみんながなるべく健やかでありますように！

＊

最後の最後じゃないよ！ライブの話だよ！
Barbaraの周年に出演しました！

07/25(日)
代々木Barbara presents.
『代々木Barbara 16th Anniversary day4』
代々木Barbara
open16:15/start16:40
前￥3000/当￥3500 +1drink
出演　amamori、Mont.Barbara、みけバンド、Little helper
MC：シギハラ(じなんぼ～いず)×早瀬波月(月ノ雫)
出演時間　17:20頃

＊セトリ＊
風女
ササガワさんは言いました。
窓
最後の電車
さんかくレリーフ
あたりまえの日々
パセリが枯れた！