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えぐじっと
2020年7月27日 15:23
小5の時のことを思い出した。朝学校に行ったら僕の机がなかった。僕はどうしたらいいか分からなくなってただランドセルを背負ったままヘラヘラ笑って立っていた。僕には怒る才能がない。執着や苛立ちはあっても、誰かを本気で怒鳴りつけるということができない。多分昔からじゃなかったはずだ。優しくあらねばならない、そういう方法論ではどこにも行けない、そういう小難しいことを考えているうちに、いつの間にか言葉を
2020年5月27日 17:52
思い返せば、その日は雨だった。私は家に帰りたくなくてだらだらと春日の坂を下っていた。いくつもの傘とすれ違う。遠くの方の傘を見てどきっとする。でもすぐに違う人だと気付く。こんな所にあの人がいるはずが無い。.........忘れ去りたいけど、決して忘れられない、忘れてはいけない人ふと見覚えのある傘を目にして心臓が跳ねた。無地の藍色の傘。その下に居るのは、確かにあの人だった。あの
2020年5月25日 17:26
掃除の後だった。たくさん雑巾を洗ったりしたから手はかじかんでいた。友達を待っていたら一言「気持ち悪い」なんて言われた。そんな風に言われたからさすがにげんなりして、でも笑顔は崩さずに、1人で帰ってきた。友達によく言われる。「あんたいい人なのにその性格で損してるよね。」違う。私はいい人なんかじゃない。いい人だったらこんな風にはならない。私は滅多に嫌、とは言わない。でもそれは強迫観念があるか