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川崎の温泉つきホテルで激ゆる1人原稿合宿(1泊2日)



■はじめに

仕事でも趣味でも常に自宅でキーボードを叩きまくる生活をしており、動き回っているわけでもないのに疲労感がものすごい毎日を送っていました。
気分転換に、近場のファミレスや漫喫で作業…という騙し騙しの手段もそろそろ効かなくなり、作業効率が落ちまくっていたため、一度リフレッシュをしようと、かねてからやってみたかった原稿合宿をすることに。

原稿合宿といえば有名な湯河原の温泉宿や、千葉の旅館などがありますが、今回はかなり突発的・衝動的な決断だったので(前日に宿を決めた)、予約することが難しく…。

私は神奈川県在住なのですが、ぱっと行ける近場でもいいなと思い、普通のビジネスホテルに焦点を当てて探してみました。(たまたま楽天トラベルのセール日だったため、若干安く予約することができました)

探すにあたっての条件は以下の通りです。

・そんなに高くない(首都圏のホテルの高騰すごい…)
・大浴場、温泉がある(せっかく外泊するなら広いお風呂で体を休めたい…)
・部屋に作業できる机、椅子がある(最重要)

最初に候補に挙がったのは、他の方のレポで見かけたこちらのホテルだったのですが、

予約しようと思ったプランの部屋の写真をチェックしたら、椅子が…ない…?簡易椅子…?という感じだったので、万が一部屋の設備が作業向きでなかった場合困るなと思い、今回は見送りました。

こちらのホテルにはコワーキングスペースがあるようなのですが、今回はR18同人誌の原稿をするつもりだったので、室内作業が絶対条件でした。
全年齢向けの作業をする方は、こちらのホテルでも良いかもしれません。
大浴場やエクササイズルーム、ホテルの外にはランニングコースもあり、とても魅力的だったので、いつか別の機会に泊まってみたいです。

ということで、今回選んだホテルはこちら。

部屋の写真を見たらちゃんと机椅子がありそう、温泉がある、価格帯も許容範囲(平日・セール価格)ということで、こちらにチェックイン15時~チェックアウト翌朝10時の、一泊二日でお世話になりました。

泊まってみたら、おこもり作業にはおすすめのホテルでは…?と感じたので、以下レポートしていきます。

※こちらの情報は、2024/7/15のものです。泊まる際は、ご自身で最新の情報をご確認ください。


■持ち物

・ノートPC(小説原稿なので)
・リラックスできる部屋着(一応ロビーでパジャマと枕の貸し出しもある)
・椅子に敷くクッション(イベントの時にも持って行っている、低反発のクッション)


■おすすめポイント

・ちゃんと机、椅子がある
お部屋はこんな感じでした。

既にいい感じにセッティングした後ですが…。

めちゃくちゃ広いという訳ではありませんが、最低限の作業スペースはあります。
ややつるつるしてる椅子だったので滑って座りづらさも感じたのですが、ベッドの上にクッションが置かれていたので、それを背中に挟んだりして調整しました。写真に写ってる座面のやつは、持ち込んだ私物のクッションです。

・ベッドが広い
ベッド幅150cmと書いてありましたが本当に広かったです。のびのびぐっすり眠れました。
朝起きてストレッチする時も十分な広さでやりやすかったです。

・Wi-fiもバッチリ◎
ロビーでは試していないので分かりませんが、客室のWi-fiは問題なかったです。ストレッチをしたくてYoutubeで動画を見ましたが、スムーズに再生されました。

・ロックは暗証番号式、チェックアウト不要
部屋のロックは全て暗証番号式で、チェックイン時に紙で渡されます。物理の鍵はありません。温泉も入り口は暗証番号式。スマホで写真を撮っておくといいかも。温泉に行く時や、買い物でちょっと外に出たりなど、気楽に行き来できるのがよかったです。
鍵の返却がないため、チェックアウトの必要もありません。帰りはギリギリまで部屋に居れて、そのままさらっと帰れます。

・駅近だけどうるさくない
こちらのホテルは、JR武蔵小杉駅 綱島街道改札口から徒歩2分です。
駅が近いので、部屋や温泉でも電車の音が聞こえたり、エレベーターホールの窓から新幹線が見えたりもします。でもうるさいとは感じなかったです。あー遠くで聞こえるなーという程良い環境音でした。(泊まった部屋が7階だからというのもあるかもしれません)

・近所にコンビニ、スーパーがある
エントランス出て、徒歩2,3分くらいでコンビニ(セブン)、スーパーがあるので、食べ物・飲み物類は気軽に調達できると思います。
一応ロビーには、自分で好きな数持っていくタイプのお茶(回転寿司の緑茶みたいな粉末タイプ)がありました。(部屋には電気ケトルがあります)

勢いよくあけたらこぼしました。気を付けて。

ロビーにはコーヒーメーカーも設置されていましたが、私は使いませんでした。あとは箸やスプーンやフォーク等もロビーに揃ってます。
それから、17時~20時にウェルカムドリンクがありました。アルコール類もあります。

・温泉がある
女湯は3階にあります。どうやら3階は女性専用フロアらしく、レディースルームを予約すれば、温泉への行き来が楽かもしれません。(レディースルームにはリファのドライヤー等があるそうです。私は今回普通の部屋だったため違いました)
温泉は、前述の通り暗証番号が必要なので忘れずに。
脱衣所がやや狭めですが、中は洗い場が五つほどあり、開放感がありました。私は一日目17時くらいと、翌朝8時半くらいから入りましたが、いずれも先客は二人ほどで、体を洗っているうちに貸し切り状態になったりもしました。ピークの時間帯を避ければのびのび入れそうです。
お湯は湯河原の温泉だそうです。泉質のことは詳しく分からないのですが、お風呂が広くてゆったりでき、リフレッシュすることができました。
あと脱衣所にはドライヤーがなかった気がするので、部屋に戻って乾かしました。シャンプーやコンディショナー、ボディーソープは一通り浴場に置かれています。美容液等のアメニティ類は、チェックイン時にもらえたのでそちらを利用しました。
あと、部屋にはこんな感じの、ちょっとした荷物が入る手提げバッグがあり、温泉に移動する時便利でした。

着替えとバスタオルくらいなら余裕で入ります。


■作業スケジュール

チェックインが15時。作業は15時半から開始しました。
かなり疲労が溜まっていて、綺麗な部屋、広いベッドを見たらもう即温泉入って寝たい…という気持ちになりましたが、なんとか踏ん張って作業開始。
進まなくなってきたところでストレッチ、そして温泉へ行き、コンビニで買ってきたご飯を食べ…。
我が家はテレビがないため、外泊するとテレビが見られるのも新鮮でした。
疲れ切っていたので22時過ぎにはベッドに。書けたのは2000字でした。
それでも家だと一文字も書けずにいたので、大きな前進…!と自分を納得させ、就寝。

二日目は4時半起床。起きてスマホ見てだらだら…の後、身支度してストレッチ。
5時半から作業を開始。7時になるとスーパーが開くので、朝食を調達しに向かいました。
戻ってきてご飯を食べ、朝風呂に。
チェックアウトが10時だったので、その後はバタバタと支度をして、ホテルを出ました。


■結果

目標を5000字と決めてから行ったのですが、実際は3000字ちょっとしか書けておらず、原稿合宿と呼ぶには微妙な結果でした。

疲労が凄すぎて肩甲骨が常に痛かったのもあり、なかなか集中が続きませんでしたが、それは個人的な問題で、環境自体は本当によかったと思います。
限界になる前にしっかり休んで、ちゃんと体調を整えてから再チャレンジしたいなと思いました。

それから、日程はもう少し長めの方がいいかもしれません。
一泊二日は慌しく、今回のように疲れていると特に体を休めていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。
今回は外泊でリフレッシュできればいい、まとまった時間が取れない(急に決めたので、連泊だと部屋の値段もかなり高くなってしまった)という理由でこの日程だったのですが、最低二泊三日取るのがいいかもしれません。
私は、頭が冴えてエンジンがかかってきたなーと思えたのは、広いベッドでよく寝た後の、二日目の朝でした。


■まとめ

ということで、自宅作業で行き詰っている方には、ホテルでの原稿合宿もおすすめです!
今度は前もった旅行計画と、時間をしっかり捻出して、別のホテルや旅館にも足を運びたいです。その際はまたレポートします!

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