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2023年全部ランキングTOP10

2023年に僕が体験した全部の中でのTOP10です。シャニマスのシナリオ全然読まなかったのでシャニマス要素はないです。


2022年




第10位 高咲侑

(↑のnoteがもう全部もの語っとる)

今年の7月に虹ヶ咲スクールアイドル同好会に出会い、同時に高咲侑ちゃんに出会いました。幸か不幸か、スクスタをプレイしてこなかったことで、虹ヶ咲に対して無知であり続けたが、それゆえに高咲侑がどういう位置づけのキャラクターなのか、アニガサキがなぜ『アニガサキ』と呼称されるかすら知らないことで先入観を全く排除した状態で視聴を可能にした。


そしてなりました。この世から高咲侑アンチを排除する和睦の使者に。



侑ちゃん、全てのラブライブシリーズの全てのキャラの中で一番好き。
スクスタの「あなた」を写像することで生まれるスキームは「主人公がメインキャラクターを攻略する」ことに正当性を与える。時に熱烈にアイドルを愛し、時に全く冷めた部分を使って事態を静観する侑ちゃんは、これまでのアイドルアニメの文脈から切り離されている。

これを「あなた」のことがほとんど病的に好きな歩夢というキャラクターを主人公の位置に据えて練られたコンテンツでやるんだからはっきり言って「異常」だよ。それを言うなら新規シリーズの主人公はプレイヤーのことが病的に好きな女の子にしましょうってところからもう異常なんだけど。

脱法なんだよな。ゆうぽむ。脱法カップリング。アイドルアニメの法から切り離されている。これをやってのける虹ヶ咲の腕力の強さに脱帽。まぁもれが一番好きなカップリングは「ゆうかす」なんだけどね。



第9位 『アイカツ!シリーズ 10th Thanks Party <4th month>』

つい最近まで円盤化の報せもなかったしほぼ全て記憶から抜け落ちた4th monthがなぜミリアニや虹ヶ咲を抑えて今年9位の座に君臨できるのか、全部『正義のキモチ』のせいです。

わたしはアイカツ歌唱担当の中でも特に『アイカツスターズ!』の主人公『虹野ゆめ』の歌唱担当を務める『堀越せな』が好きです。そんな堀越が『アイカツオンパレード!』で披露した楽曲の一つに『正義のキモチ』があります。

虹野ゆめと『アイカツフレンズ!』の主人公の2人から構成される『アイドル楽隊 サンメガミ』の楽曲『正義のキモチ』は初披露した当時から人気が高く、ライブでの披露が望まれていました。

そして迎える『アイカツ!シリーズ 10th Thanks Party <4th month>』、出演者にサンメガミの3人が揃っていたことから『正義のキモチ』の初披露が確実視されていました。

5日後に控えた4th monthの出演を前に堀越の近況報告もアイカツに関連したものが多くなります。

しかし、本番を1日前に控えた1月21日、ランティスの投稿したツイートによってTLに震撼が走ります。

誰よりも虹野ゆめとしてステージに立つことを望んでいた堀越が、本番1日前にコロナの感染が確定してしまい、出演を取りやめることになったのです。

当然、オリメンによる『正義のキモチ』の披露は叶わないものとなってしまい、セトリの変更、もしくはアイカツフレンズ!の2人が歌ってせなのパートは事前収録…など様々な憶測が飛び交います。

そして迎えた4th month当日、「アイドル!」と『正義のキモチ』の冒頭の歌詞が歌われ、下手に位置していた友希あいね役松永あかねさんにライトが当たります。「楽隊!」と続き上手に位置していた湊みお役木戸衣吹さんにライトが。
当初の読み通り『正義のキモチ』が披露されることに歓喜しながらも、やはり松永あかね、木戸衣吹の2人による披露か、と冷めた感想も同時に抱いてしまった次の瞬間、「サンメガミ~~~~~~!!!!」の歌声とともに現れたのが!!!!!

七倉小春歌唱担当、松岡ななせ!!!!!!!!!!!!!

虹野ゆめ歌唱担当堀越せなのピンチに駆けつけたのが、七倉小春歌唱担当松岡ななせだっということがなにを意味しているのか、アイカツおじさんたちにはもはや説明する必要もないと思います。

七倉小春といえば、アイカツスターズ!第1話から虹野ゆめと道を共にしてきた幼馴染です。時にゆめに助けられ、そして時にゆめの力になってきた小春ですが、ゆめたちのアシストに回ることが多く、センターに立って楽曲を披露する機会にはあまり恵まれてきませんでした。

そんな彼女が、虹野ゆめのピンチに駆けつける。アイドル楽隊サンメガミのピンチに颯爽と登場する追加戦士、七倉小春!!!

期せずして様々な文脈が載った結果、『正義のキモチ』という一見ネタ曲っぽいこの曲がありえん泣き曲になってしまいました。

松岡ななせ、この国が生んだ宝。



第8位 村野さやか

今年は干支の子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、虹ヶ咲(にじがさき)の虹ヶ咲にあたり、世間一般では虹ヶ咲の年と認識されていますが、個人的には蓮ノ空の年でした。

もう俺には蓮しかないねん、ガチで。

10月くらいから蓮にハマって活動記録全部読んでFESライブ全部見て1st愛知公演に両日参戦した。
そして出会いました、村野さやかさんに。

村野さやかさん、活動記録の1話でもう好きになってそれから一度も推し変することなく今に至る。1話のお前なんでクールキャラでいけると思ってたねんなさやかさん大好きだし、急に意味わからんほどの毒舌になるさやかさんも好きだし、どれだけトンチキな提案をされても1回はノッてくれるさやかさん大好きで、誰にでも分け隔てなく優しくて真面目で実直で努力家で笑顔が素敵な村野さやかさん本当に愛おしすぎる。全てのラブライブキャラの中で2番目に好き。もはや。

村野さやかさん、実質蓮の主人公だしな。今のところ、ムーブが。
2次元アイドルコンテンツ主人公しか愛せない俺がなんで蓮だけは村野さやか推しなんだろって疑問だったけど、ムーブと決意の固さが主人公のそれなんだよな。

それはそれとして村野さやかさんを演じられている野中ここな様、あなたは『王』です。

野中ここなさん、本当に、本当に "偉大" すぎる。

蓮始めたばっかりの頃は「いや10個も年下の女の子に萌え萌えしたくね~」とか言ってたけど萌え萌えとかじゃなくてマジで ""全力応援""。人として偉大すぎる。

野中ここなさんの偉大は2位で語ります。



第7位 『アイカツ! 10th Story ~未来へのStarway~』

死。

わかるか?マジで。俺の気持ちが。

アイカツに青春の全てを捧げ、人生も捧げ、それゆえに人生が狂い、それでもアイカツに縋って生きて数年。星宮いちごはじめスターライト学園の彼女たちが大人になった姿が描かれる恐怖と期待マジでわかるかなぁ?

なんかもう、なんかもう、なんかもう、、、""果て""、なんよな。
自分が人生を賭して愛したコンテンツの最果て。これ以上の幅も奥行きもなくなった極地。"これから" の可能性を対価に得られる刹那的な煌めき。
『アイカツ!』におけるそれが『アイカツ! 10th Story ~未来へのStarway~』なんですよ。

これが、俺の見る最後のアイカツ!になるかもしれない。そう自覚した瞬間、とめどなく涙があふれだした。自分の人生の中に、『アイカツ! 10th Story ~未来へのStarway~』以前と以後が生まれた。

『MY STARWAY』の歌詞が、ソレイユの歌詞が、スターライト学園全ての生徒の歌となり、全てのアイドルの歌となり、『アイカツ!』を愛した全ての人間の歌となることで、ここに『アイカツ!』、完結。『アイカツ!』との出会いが、人生において最良の選択だったと、確信した。



第6位 『The QUEEN of PURPLE 2nd Live Tour Live and let “Live”』

これ1位です。

普通に考えてQoP単独が1位じゃない年って異常です。

QoP単独が6位だったので2023年という年はイカれているということです。

2022年ランキング1位に輝いた『Tokyo 7th シスターズ』とかいうコンテンツの中で特に曲が良いQoPのオールスタンディングライブ。これ以上に楽しいことってこの世にないです。

2019年に開催されたQoP単独から4年間、指をくわえて円盤を見続けた末に念願かなって現地参戦できることになった俺の気持ちがわかるか?

"光の差す方へ"手を伸ばしていた気づいたらドセンの3列目くらいにいたしな。マサイと推しジャンの限りを尽くしたしな。

世間の陽キャたちはロックバンドのライブとか行って音に揉まれる感覚を楽しむんだろうけどもうもれにはQoPと4Uしかないんや。Tokyo 7th シスターズにしかロックが鳴ってないんや。

あと『I AM』がめっちゃ好きなんだけどって話したら「『I AM』って…”ドラマチック”なんだよなぁ」って言われて「👏それーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」ってなった。

あと瀬戸ファーブが初めて作った恋の歌(『I call it "Love"』)がゴリゴリの力強いロックなの解釈一致すぎて嬉しすぎた。優木せつ菜の『チェリーボム』と全く同じ嬉しさ。



番外編

惜しくもTOP10には入らなかったが間違いなく人生におけるビッグイベントだったやつ。


『アイドルマスター ミリオンライブ! 第1幕 』

今年は干支の子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、蓮ノ空(はすのそら)の蓮ノ空にあたり、世間一般では蓮ノ空の年と認識されていますが、個人的にはミリオンライブの年でした。

涙果つるまで泣いたね。劇場で。

もはや加藤陽一脚本と綿田慎也監督ってことでなにも心配していなかったけどまさかここまでとは。

春日未来がしっかりと主人公をしていて、天海春香が先輩をしていて、可奈と志保がかなしほしている。これに優ることはないよ。

1話の『ToP!!!!!!!!!!!!!』、わかるか?俺の気持ちが?

天海春香担当となってはや10数年。ムビマス(2014)を最後にこれといって新規アニメの報せの無かった765ASが9年の月日を経て『ミリオンライブ』のアニメの一発目のライブシーンという大役を授かり、それが『ToP!!!!!!!!!!!!!』だった時の俺の気持ちわかるか?朽ちるわこんなの。朽ちて、一種の塵埃となり、劇場の砂埃となって清掃員に回収されたわ。

10年以上追っているコンテンツの劇場アニメってことで本来番外編とかに位置すべきじゃないんだけど2幕と特に3幕があんまり好きじゃなかったのでこの位置。もし2幕3幕ともに無類の出来だったらこんなもんじゃなかった。もっと狂ってた。Act-3も楽しめてた。


KARAKURI 1st Live Re:SONANCE 振替公演

今年のイベント初めがこれだった。

はじめは「KARAKURI単独でパシフィコ埋まるんか…?」ってきっしょいオタクのきっしょい心配してたけど、パシフィコ、こま。KARAKURI、もとい、秋奈の前では、パシフィコ、ちっちゃ。

正直「秋奈好きだしまぁ行くかぁ」くらいのテンションで参加したけど終わったら「このライブ来てない支配人全員失格!!!!!!!!!!!」になってしまった。ほんまに良いライブだった。

秋奈の歌唱力については語るまでもないとして、MC力の低さ(それが魅力でもあるが)が、事前収録したヒトハとフタバ(とミツハ)の掛け合いの映像を流すことで解決しててめちゃくちゃ良かった。秋奈のMCが面白くないという意味ではまったくなくて、ライブのテンポ感を損なうことなく、終始世界観を維持したまま進行できていたのがよかったということ。

追加されたアルバムの曲もめちゃくちゃ良かったけど、あんまり飛んだり跳ねたりって曲調じゃないから俺向きではないライブかなぁって思てたけど秋奈の歌唱力に圧倒されっぱなしでなんの問題もなかった。

ていうかこれ行った人にしか伝わんけどステージの上から数珠状に連なってるライトが垂れ幕のように下がってて、そのライトを使うことで波や模様を表現しててすげーってなった。特に『アイノシズク』の「シズクだけが僕の理由」のところで、1本のライト以外全てが消灯して、上から一滴の雫が秋奈の手のひらに流れ落ちる演出がものすごすぎて泣いた。「演出」でこんなに感動したのはじめてかも。


パーフェクトブルー

『パーフェクトブルー』自体はこれまで何度も観てきたけど「映画館で得られるパーフェクトブルー体験」はこれが初めてだった。

映画館という逃げ場のない閉塞した空間で食らうパーフェクトブルー、マジで最高だった。空間ごと自分の精神が追い詰められていくような感覚、そして最後に叩き散らかされるドラムで張り詰めた緊張感から解放された時「マジで映画館で観ること想定して作ってるんだ」っておもた。いつでも再生を止めることができて、ともすればコンビニまで小旅行できる家の環境とは違って、80分の間映画館に生殺与奪権を握られた状態で観る『パーフェクトブルー』、最高。

くそどうでもいいけどアイドル現場の「今来たばっかりー!」ってこの頃からあるのかよ。なんでこんなくそしょうもないコールが1998年から現代まで受け継がれているんだよ。


コワすぎ!

初めて『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズを見た。
見たのは以下、5作品。

  • 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-01【口裂け女捕獲作戦】

  • 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-02【震える幽霊】

  • 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-03【人喰い河童伝説】

  • 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-04【真相!トイレの花子さん】

  • 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】

この世で一番面白い映像じゃんこれ。

観てる最中何度も爆笑したし、工藤のことも大好きんなった。せっかくだから最新作映画館で観るために全部履修しようかと思ったけどラブライブとプリキュアの履修優先して泣く泣く断念した。

特に動画投稿者の理性がなくなって暴れ出した時にFILE1で手に入れた呪いのアイテムを投稿者の顔に練り込みながら「どっちが勝つか!実験!!!!」って叫ぶところが大好きすぎる。工藤、主人公なのに理の外で動いているのが良すぎる。パッションと、物欲と、愛しかない。だからこそ主人公なんかもしれんけど。


劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』キャスト舞台挨拶&上映イベント

会社の人たち無理矢理従えながらこれの愛知公演行った。いまだに劇ス観てないってマジで意味が分からないから。

家から30分で行ける映画館に小山百代さんと俺がレヴュースタァライトで一番好きな露崎まひるを演じる岩田陽葵さんが来てくれるの都合が良すぎてた。

劇スはもう2023年がどうこうとかじゃなくて人生ランキング上位なので映画館で劇ス観てもうたら毎年劇スが1位になってしまうから番外編に突っ込んだ。映画館で劇ス観る以上の楽しい体験って、この世にないから。
まだ16回しか映画館で観れてないから2024年になっても上映してほしいなぁ。応援上映だったら観ないけど。


ブルーアーカイブ メインストーリー最終編 「あまねく奇跡の始発点」

今年やった全部のゲームの中でブルアカが最強だった。

これまで人に「シナリオ目」でソシャゲを勧める時、シャニマスとナナシスを猛プッシュしていたけど、ブルアカも完全にその格だった。

ブルアカフェス現地でミカの声優発表されて「ウワ!トオヤマダァァァァァァァァァァアアアアアア!!!!!!!!!!」になってから数か月、まさかね。まさかここまでミカのことが『大切』になるとはね。ブルアカ、カヤ以外のヘイト管理が上手すぎるっていうか、一時の感情でキャラにムカついたり、シナリオの細かいところで疑問感じても、全部ヨンハの手のひらの上で躍らされとるだけなんよな。最後には全部どうでもようなって、立ち上がって拍手してる。カヤ以外。

ブルアカ、どれだけの災厄に見舞われても、最後には誰かが先生の帰りを笑顔で待ってくれているのが嬉しすぎるんだよな。誰かが最後にはこちらを振り返って、「先生」って言って笑ってくれている心象風景がなんか俺の中にある。



第5位 『THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023』

さすがにね。

人生で初めて現地参戦したMOIW、感無量です。

もう語ると1から100までになってしまうので内容には踏み込まんが、765AS込みでsideMまで主要5ブランドが揃ってライブできているというだけでもう嬉しいんだよな。こういう素敵なイベントが今後もたくさん開催されるべきだし、MOIW2024も2025も毎年やってほしい。

で、内容に踏み込むけど。

  • エージェント夜を往く / SideM

  • GO MY WAY!! / 中村 繪里子, 寺島 拓篤

  • ラ♥ブ♥リ♥(Long Intro Ver.) / 釘宮 理恵, 松井 恵理子, 南 早紀, 土屋 李央

  • スパイスパラダイス / 寺島 拓篤, 放課後クライマックスガールズ

  • Dye the sky. / 今井 麻美, 福原 綾香, 田所 あずさ

  • 流れ星キセキ(Long Intro Ver.) / 中村 繪里子, 山崎 はるか, 仲村 宗悟

  • 違法Tulip

  • Happy! / 765プロオールスターズ

  • ヒカリのdestination / 中村 繪里子, 今井 麻美, 長谷川 明子

  • Study Equal Magic! / 長谷川 明子, 五十嵐 裕美, 前川 涼子

  • ALIVE / 今井 麻美, 鈴木 みのり, 香里 有佐, 山根 綺

  • バベル / Dimension-3, シーズ

  • Fly and Fly / シーズ, ZWEIGLANZ

  • Raise the FLAG / SideM

  • MOON NIGHTのせいにして / 平田 宏美, 青木 志貴, 河瀬 茉希, 松田 颯水, 八巻 アンナ

  • Destiny / 765プロオールスターズ

なんこれ😇

エージェントとかTulipをSideMで披露するの正しすぎ。HappyとかDestinyの765AS単独でしか聞けないような曲聞かせてくれるの嬉しすぎ。SideMのカッコいい曲をカッコいい女にやらせるの正しすぎ。流れ星キセキとか光のdestinationを主人公たちにやられたらもう涙とまらんのやが。『ALIVE』←マジでなに?あまあまごまえ、神。雑にツンデレに突っ込まれる円香ギャグとして100点すぎる。

これにはさすがのわたしも感謝のあまり終演後のJUNGOコールに参加してしまいました~!

まぁAct-3で「この仕事やめろやお前ーーーー!!!」って叫ぶことになるんですケド。


第4位 紫色のクオリア(漫画)

聞いたことも見たこともないと思うけど小説原作の漫画です。

俺はなぁ。小学5年生の時のクリスマスに中古で『DEATHNOTE』を全巻買ってもらって以来、以後14年間一番好きな漫画が『DEATHNOTE』だったんや。もう俺ん中で『DEATHNOTE』が不動で、これ超えるもん出てこんのやなって思っとったんや。

それが、こんな、全3巻の漫画が、まさか。おかしいだろ。

1巻と2巻は既に2022年中に読んでたんだけど、「これもう最終巻はほんとうに身体に一切穢れが無い状態でしか読めない」と理解して、結果的に2023年の元日まで待つことになった。

読みました。2023年1月1日に、『紫色のクオリア』3巻。

読み終わった直後に、「なぜこんな"劇物"が両手の届く範囲に?」と疑問を抱いて段ボールの中にいれてガムテープでぐるぐるにして誰の手にも触れられないように押し入れの中に封印したら押し入れのどこに閉まったのかわからなくなって発掘できんくなってしまった。

それくらいこの漫画はイカれてる。俺が哲学とか量子力学とか齧ってきたのって全部このためだったんだ。ていうか哲学とか量子力学自体、宇宙スケールのクソデカい百合やるために存在したんだとすら感じた。

『DEATHNOTE』を超えたかというと正直悩むけど間違いなく『DEATHNOTE』に並ぶだけの衝撃を受けた。やりすぎなほどデケェ百合、もまえたちも食らいなよ。3巻しかないから。

そのうちnoteに別記事でまとめます。


第3位 『映画プリキュアオールスターズF』

映画館の前の座席に座ってたオタクたちから帰り際に「なんか俺の後ろのやつやばかったんやけど・・・」って陰口叩かれるレベルに泣いた。今年見た全ての映画の中でダントツの1位。

スタプリ以降のプリキュアをヒロプリしか見ていないんだけどそれでも今年1位。これヒープリ、トロプリ、デパプリ見てる状態で食らったらどうなってしまうんだ。

色々決壊ポイントはあるんだけど、特にイース様と戦うキュアピーチのシーンが流れた時とキュアハート、キュアブロッサムとかいうガチ"偉人"が現れた時ほんまに涙腺ダム決壊してエンディングまでノンストップで泣き続けてしまった。つか、気球に乗ってるのぞみが現れた瞬間からもう泣いてた。ずるいてこれ。これまでの全てのプリキュアの中で最もエモーショナルなシーンを立て続けに流し続けるのずるいてこれ。

でも一番泣いたの思い出ボムじゃなくて、ボスと戦っている最中に一瞬映るプリキュアを応援しているキュアエールの後ろ姿。

もうダメだろ、これ

キュアエールが、キュアエールにしかできないことを懸命にやってるだけでもうダメなんやもれは。キュアエールが、立って、1人で、全てのプリキュアを応援してるんだよ。もう死ぬわこんなん。2度目の視聴の時にキュアエールのシーンが来ることにもはや恐れすぎてガタガタ震えながら観てたし、キュアエールのフレフレ食らってわけわかんないくらい泣いてしまって前の席に座ってた女児先輩4連番が「初めて大人の男の人が泣くのを見た」って顔して4人全員こっち振り返って見てた。連番オタクが上映後に保護者の方のところに行って煩くしてすみませんって謝ってて「オタク…😭」って泣いたけどもまえも全然俺とおんなじくらい泣いてたからな。



第2位 『異次元フェス アイドルマスター☆♥ラブライブ!歌合戦』

これ1位です。

これ1位じゃなかったらなにが1位になるんだよじゃあなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「人生で一番のライブは?」って訊いて「アイラブ歌合戦」って返ってきても全然納得。納得っツーか正しい。そう、です。

↑のnoteに全部書いてしもうたからもう改めてなんも書かんけど散々対立煽りされてきたアイマスPとラブライバーが手取り合ってこのライブの大成功を祝しているの嬉しすぎる。し、55000人全員で焚いたスノハレUOより美しい景色、この世にないです。

あと野中ここな様、偉人です。

言えるか?「安心してみていてください」。

蓮が稼働してまだ8か月、55000人を前にステージに立つことになって言えるのか?17歳、現役女子高校生、最年少メンバーが。

山根絢の隣に並んで『アライブファクター』を披露することを知っていて、さや姉とともに『Tracing Defender』を披露することを知っていて、言えるのか?「安心してみていてください」。凄すぎるだろ。本当に。

それが言葉だけじゃなくて実際にダンサブルな出演者たちを抑えて一番うまいんじゃないかってくらいのキレッキレのダンスを披露してるのがもう、偉大!!!!!!!!!!!野中ここな様、あなたは若くして王です。王だと感じた人ってこの世に3人しかいない。大学の芸術学部の先輩、伊波杏樹さん、そして野中ここな様。あなたたちは王です。

「これまでのアイドルマスター」と「これまでのラブライブ」の文脈が全部載った結果異次元のクオリティになったライブ。アイラブ歌合戦の披露をもってして、2023年12月10日を終戦記念日とさせていただきます。



第1位 『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』

人生で初めて1曲を通して立ち上がることができずに床にうずくまりながら泣き続けた。

なんか、なんなんだろうね。人生の総決算っていうか。大場ななが狩りのレヴューを通してやっと再演が終わったことを自覚した時みたいな。全然違うかも。

関係者席もらえたけどチンパン故に騒げないと嫌だから一般で入った。結果的に騒ぐどころか今年で一番泣くはめになって水分全部出し切って乾物になった。

FINAL前夜祭はまぁこんなもんかって結構余裕もって参加できたのに『We are STARS!!!!!』からの『MY STARWAY』で俺のアイカツに出会ってからの記憶が全部駆け抜けていって映画の内容も相まってもうこれで終わるんだなって、『ピンポン』の実写でペコとのラリーの最中に「行くのか」って問いかけたドラゴンの心境っていうか、全然違います。

俺が人生をかけたコンテンツの最果て、武道館ライブを経て、『未来へのStarway』を経験することで至ったアイカツの最果てに到達した『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』が2023年1位。正直、ライブのクオリティって点ではMOIW2023とか異次元フェスのほうが高かったし、ライブの楽しさって点ではQoPとか蓮のほうが優ってたけど、やっぱりね。どうしても俺は、アイカツのオタクなんだ。


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