自己肯定感てなんだ?⑮
何でもできるね。と言われて、いつのまにか、何でもできる自分でいなければならなくなった。 出来ないことも出来るとハッタリかまし、それがまたギリギリのラインで出来ちゃったりするもんだから、ハッタリもやりきればほんまもんになる、っていう妙な自信がついちゃったりして。いつのまにか自分は何でもできる気になっていた。 その根拠はない。ただのよくわからない自信と経験。それを見破られて、突き崩されることは、プライドが許さなかった。だから今立ち行かなくなってるんでしょ?わからないの?って言われて、そんなことない!と私を批判しないで!と逃げ出した。
自己肯定感の低さ? こうでありたいっていう理想の自分と、現実にそうなっていない自分とのギャップがあり、現状に満足できない。失敗したくないから、挑戦することをあきらめている気がする。できない理由を並べて。あたかもそうすることが正しいかのように。 でも一番納得していないのは自分だったりして。 本当はヨーロッパ旅行に行きたいのに、時間もお金もないし、って我慢できなくて国内旅行でも楽しいよってごまかしてるみたい。いくらごまかしても満足はできなくて、目標に向けてお金を貯めて時間を作る。ということをしない。そんな感じ。
出来ない自分は悪いことじゃない、ダメなんじゃない。そんなありのままの自分の存在そのものに価値があるって、受け入れられたら、もっと楽になる、らしい。 傷つきたくないプライドってどんなプライド?自分は正しいって思いたいのかな。素直に意見を聞けない自分がいる。なのに他人から認められたいと思っている。
自分のやりたいことは自分で決められるし、好きに生きられるはずなのに、一体何に縛られているんだろう。