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色鳥の彩り雨後の空へ映ゆ

(たぶん)佳作に選ばれました

月曜日の「入選確定」に選ばれました。
俳句ポスト365 八月 兼題「色鳥」です。
清き一票、ありがとうございます。

安堵と反省

今月も入選して安心です。
ただ、反省点があります。
それは類想句だったことです。

「彩り」の句が他にも三、四個

「色鳥」と「彩り」の掛け言葉は、あまりにも安易でした。他の入選句にも幾つかあります。

三、四個は氷山の一角。
応募された「彩り」の俳句は、もっと多い気がします。

その他の類想

色鮮やかな景色や雰囲気、空や「飛ぶ」、鳴き声などの類想が、見たところ多いです。

僕は「彩り」と「空」の、ダブル類想でした。

堀田幾何さんに学ぶ

今月号の『NHN俳句』
堀田幾何さん『季語の凝りをほぐす』で、
「なぜ類想に陥るのか」、書かれていました。

それは「実際に見ていない」から。
なんとなく季語の印象で俳句を作ると、人間の発想は概ね同じだから、似たような句になる。

夏井いつきさんも

「季語の現場に立つ」ことが、俳句の要であると語ります。
(介護や持病で出かけられない場合は『おうちde俳句』)

辻桃子さん

辻桃子さんは、「俳句は嘘八百」と言います。
存在しない弟を俳句にして、その句が評価された人です。

「徹底写生で写生を超える」と、辻桃子さんは言い続けます。
第一回角カクヨム俳句大賞受賞作も、徹底的に幻想を凝視したことで生まれた句でしょう。

基本はやっぱり、よく見ること

しかし基本は観察です。
できるだけ想像で作らないで、季語の現場に立とう思います。

色鳥など、実際に見ることが難しいものの場合は、写真や動画をもっと見ます。

目指せ金曜日!

NHN俳句の堀田幾何さんは、類想を脱するための、画期的な方法を書きました。
それも参考に句作します。

目指せ金曜日!
(金曜日に発表されると、初級者を卒業できる合図です)

早く中級者になりたい!

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