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5日目 台中
昨日の夕食の残りで朝ご飯。
11:00前に宿を出て、旧台中駅舎の展示を見てから廃線に作られた遊歩道を散歩。
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ベンチに座ってぼーっとしていたら「あなた台湾人?」とおじいさんに日本語で話しかけられた。
「日本人です」というと「おおおー!よく来た、ここで日本人に会ったのは2人目だ。今日はうちに泊まりなさい。」と大歓迎(多分)された。
その方は94歳で、いつもここに散歩に来るそう。17年日本語を勉強したと言っていた。
戦後80年くらいか・・・
下宿している大学生の女の子と、ウォーキング仲間の男性も寄ってきて、いろいろとお話しする。
その後、奥様(同じ年齢)も合流し、「新潟から来た。分かりますか?」と聞くと「分かります。今は寒いでしょう?」と言われた。
おじいさん「戦争が終わって日本人はみんな帰ってしまった。どうして?みんなここにいれば良かったのに。あなたはずっとここにいなさい。」と。
いろいろな事があったんだろう。うれしいけど複雑だな。
ご夫婦の娘は日本に居て、孫は大学病院の医者だって。
一緒に写真を撮って、泊まるのは丁重にお断りし、また来ますと言って別れた。
その後、そこにいたお仲間のSさんに近くの日本時代の建物を案内してもらうことに。
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日本家屋が並ぶところを通り、裁判所などの官庁だった建物や小学校を見て歩く。日本時代の建物が多く保存されていて、今も使われていたり展示施設になったりしている。文学館は工事中で入れなかった。
日本は再開発で古いものがどんどんなくなっていくのに・・・
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午後からも案内してくれることになり、昼食を食べてから集合することに。
近くの市場で青菜と豆腐のスープ(30元)を食べ、Sさんの家の前で再会。
文化部資産園区へ。緑や花が多く気持ちが良い。中で台湾全土の航空写真の展示をやっていた。
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そして歩いて製糖工場跡地へ。池になっていてお土産屋やカフェがある。
工場は残っていないが、使用していた物の一部がオブジェのように展示されている。
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そして、明日阿里山へ連れて行ってあげますよ、ということになった。
Sさんは毎年冬に1年分のお茶を阿里山まで買いに行っていて、ついでだからと。
「30年間その茶園のお茶を飲んでいます。これから明日行くことを連絡します。彼は青くなるでしょう。なぜなら私がすべてのお茶を買うからです。」
Google翻訳がこう言っている。
1日一緒にいてとっても良い人なのは分かったので、お言葉に甘えることにします。
こういうことがあるのよね、旅は。
明日また会いましょうと別れて、ホテルを移動。
Palmer Hotel 2泊(3,298円+3,049円 個室)。
窓なしの部屋だけど広い。フロントのお兄さんは少し日本語を話せた。
歩いて紅豆豆花(45元)食べにいく。
日本人、アズキ大好きね、とお店のおばちゃんに言われる。
しっかり固めのお豆腐で、あっさりして美味しい。
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ぐるぐると歩き回って夜市っぽいところを通ったけど時間がまだ早くお店が準備中。
ホテルの近くまで戻って魯肉飯、海苔のスープ、ビール(40元+25元+48元)をホテルで。
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