やっぱり日本が好きだという言い訳

大学生になってから、海外にいきたい、という欲求が増した。
アルバイトを頑張って(親にもお金を借りて)
今年の春休みに念願の海外旅行へ行き、大変大満足して帰ってきたのだが、
同時に日本の過ごしやすさに気が付いたのである。

とはいいつつ、Instagramで海外に旅行や留学に行った友達の投稿を見ると、
羨ましくて、なぜか負けたような気持になる。
私はこれを心の内で「海外コンプレックス」と呼んでいるわけだけど、
どうしてこんな気持ちになるのだろう。

きっと、心のどこかで、海外へ行っている人は偉いと思っているのだろう。
人よりも海外経験があった自分を誇りに思っていたのだろう。
海外に行っている自分=偉い みたいなのはちょっと気持ち悪い。

まぁ若い頃なんてそんなもんだろうと思う。
○○してる自分カッコよくね?みたいな驕りを持ちやすい時期であろう。
(どの口が言っているんだというツッコミはさておき...)

いやいや、海外に行きたいなら行けばいいだろ!
というのもごもっともなのだが、
数十万円も溜めるのに、どれだけ心と体を削って働かなければならないんだろうと考えると、そこまでのモチベーションは湧かない。

海外にそこまで執着しなくなったのは、
現状に満足しているからなのかもしれない。
団体の活動や面白い人たちとの交流により、
海外でこそ満たされると思っていた欲求が満たされたんだろう。

日本にいても、刺激的な面白い経験はできる。
それも、見ず知らずの土地ではない、安心安全な環境で。
さらに、交通費は掛からないし、飯はうまい!!

日本って結構いい国なのである。
わざわざ海外に出なくても、自分の好きな日本にお金を落としたいし
どうせなら、日本の(強いて言えば地元の)ためになる行動がしたい。

やっぱり日本が好きだから、海外コンプレックスなんて持たなくても良いと
自分に言い聞かせることにした。


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