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秋のおすすめ!11/3(文化の日)は天草・下田で音楽を。プールサイドでDUO LIVE!

11月3日は文化の日。1946年、戦後日本の礎となる日本国憲法が発布され、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日として定められた祝日なのだそうです。

天草の風土を語る、文化観光


自由と平和、そして文化。それらはいずれも、天草の風土を語る上でなくてはならないキーワードでもあり、島のいたるところに文化の風を感じられるスポットが点在しています。なかでも、30年ほど前から「文化観光」を謳うのが、「天草下田温泉 望洋閣」です。

「文化観光」とは、歴史的建築的景観的に優れた文化遺産を保存し、かつ、それを観光開発に、また健全な経済発展にいかそうということであります。天草には私どもポルトガル人が400年の昔、主役的な役割を果した交流の歴史が今もなお脈々と息づいております。
(1995年7月27日に記された
ポルトガル共和国大使ジョアオン・サルケイロ氏のメッセージより抜粋)

下田温泉で文化にひたる


下田温泉は、いまからおよそ7〜800年前に発見され、天草最古の温泉ともいわれます。白鷺が休んでいる場所からお湯が湧き出していたことから、別名「白鷺(しらさぎ)温泉」とも呼ばれるようになりました。湧出する源泉は51度、沸かさず薄めず100%掛け流しの湯を楽しめる10数軒の温泉処が立ち並び、それぞれに近海でとれた旬の魚介などを味わえるのも魅力のひとつです。

明治時代には、九州を旅した若き文豪たちも訪れ、「湯のでる港」として紀行文「五足の靴」にも紹介されました。

下津深江川沿いには、天草陶石を印象的に拝したエキゾチックな温泉宿や、港町の風情にひたる木造旅館、川音を聞きながら温泉風情を味わう宿など、さまざまなテイストのお宿が点在しています。

なかでも、海沿いに立つ「望洋閣」は、ステンドグラスやアズレージョに彩られた異国情緒漂うホテル。オーシャンビューとマウンテンビューのお部屋のほか、海を一望するレストランやテラスなど、ゆったりと天草西海岸に浸ることのできるお宿です。ロビーには、天草陶磁器の窯元の作品が並び、クラフトツーリズムの入り口にもうってつけ。売店はコンパクトながらも、セレクトされた天草土産が揃います。

11月3日は、水平線にしずむ夕陽と、バイオリンの調べにひたる

近年オープンした水平線の見えるプールサイドカフェでは、季節折々のイベントなども。今回11月3日の文化の日には、ここで初のバイオリン&ピアノデュオライブが開催されることになりました。


柴田恵奈(ヴァイオリン)
ヴァイオリンを廣瀬卓、木野雅之、細野京子、田中晶子の各氏に師事。フィルハーモニックオーケストラ長崎定期演奏会、ザ・シンフォニエッタ演奏会にてソリストを務めた。桐朋女子高等学校音楽科を経て、 桐朋学園大学音楽学部卒業。現在、熊本・東京を拠点に演奏活動を行なっている。


小野田美緒(ピアノ)
福岡市出身。福岡女学院高校音楽科、大阪音楽大学卒。声楽、管楽器などの 伴奏者としてステージ・放送・録音などの活動を行うほか、ジョイントリサイタル、デュオリサイタルなどソロやアンサンブル活動を 行っている。近年、クラシックからロック、ジャズ、世界各国の民族音楽に興味を持ち、各方面のアーティストとコラボレーションするなど、クロスオーバーミュージックの研究.研鑽に力を注ぐ。熊本県文化懇話会会員。平成音楽大学講師。


この日の日没は、17時25分予定。サンセットからトワイライトタイムにかけての空と海を味わいながら、極上の音楽に身を委ねるこの上ない贅沢なひとときになりそうです。くしくも天草島内は、全国各地からすばらしいクラフトマンが集う年に一度の「天草大陶磁器展(11/1〜6)」が開催されている期間でもあります。器めぐりの前泊、後泊に極上の音楽を添えてみるのもいいかもしれません。

ちなみにこちらのライブイベント。プールサイドのカフェテラスというゆったりとした会場のため、自由席の設定ですが、あらかじめ事前予約がおすすめです。

11/3(金・祝)
サンセットデュオライブ@MARcafe
夕陽と音楽の最強コラボ。ヴァイオリン&ピアノの調べ
 
時間/17:00〜18:00
場所/MAR café(下田温泉望洋閣1階プールサイド)
料金/1500円(ワンドリンク付)
16:45 開場
17:00 柴田恵奈&小野田美緒ヴァイオリン&ピアノデュオ

ご予約お問い合わせ
下田温泉望洋閣 0969-42-3111


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