「のさりの島」の人インタビュー。村上光龍さん。#15
こんにちは。#のさりの島note をご覧いただきありがとうございます!私達は、熊本県天草市で撮影された映画「のさりの島」を一人でも多くの方に見て頂きたいと思い活動しています。
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このnoteでは、天草で映画撮影に関わった方々や、東京など天草以外で上映プロデュースに関わる方々を紹介しながら、映画やプロデュース企画の裏側をお伝えしていきます。
今回は熊本県天草市でお寺の住職をしながら、「のさりの島上映準備実行委員会」の一員として動いていらっしゃる、村上光龍さんです。
村上さんが「のさりの島」に関わったきっかけ
――村上さんが「のさりの島」に関わったきっかけを教えてください。
村上:きっかけは、高校の同級生である上映プロデュースプロジェクトの渡邉くんからの誘いでした。
「天草を舞台にした映画の上映準備・プロデュースを一緒にやらないか」と。久しぶりの連絡だったので、何事かと思いましたけど(笑)
映画「のさりの島」については、タイトルだけは聞いたことありましたが詳しいことは何も知らなかったので、上映を盛り上げるための企画がこんなに進んでいたのかと驚きましたね。
僕は天草に住んでいるので東京のメンバーとはオンラインで連携を取りつつ、天草では上映準備委員会に入れてもらいました。天草の上映委員会の皆さんは、自分達の仕事をこなしつつ上映の準備に尽力されていて、そのバイタリティにはびっくりしましたよ!
東京のメンバーとは東京から映画を通じて天草を盛り上げる企画をどう実現させるか一緒にディスカッションしていました。オンラインイベントや手紙を送り合う「のさりの手紙」など、面白そうなものばかりだなと感じました。生きてるうちに映画の上映に関わることなんてそうそうないじゃないですか。やっている最中はとても刺激的でした!
天草の方々とは面識がない方もいたので、こうやって新しく出会った方々とチーム一丸となって取り組むことに楽しみ半分、不安半分という気持ちでしたが、東京・天草離れていてもお互い映画を通じて天草を盛り上げていこうという気持ちは一緒なので、その同志の仲間に自分もなれたことはありがたい経験でしたね。
皆が一丸となれる取り組みになった
ーーー実際に上映準備の活動をしてみて、いかがでしたか?
村上:映画に関わるってどんな感じなんだろう…。映画監督ってどんな人…?と初めは思っていました。山本監督と初めてお会いした時、とてもフランクな人だなと。過去に何回かあったことあるのでは?!と思ったくらい。親近感を感じました。笑
先ほど話した通り、天草の上映委員会の皆さんは普段お仕事をされています。仕事が終わった後にミーティング、仕事の合間を縫っての作業…。僕は少し遅れて上映準備委員会に参加したので遅れを取り戻そう、少しでも力になれるようにと参加できる企画は積極的に参加しました。直接会って話すことでお互いの距離も近づくのが早かったなと思います。
ーーーオンライン企画の中には、村上さんのお寺を舞台にした「オンライン料理教室」「オンライン方言教室」がありましたね。
村上:はい、自分のお寺が撮影のロケ場所に選ばれて、限りなくお寺の良さを活かせるように配慮しました。笑
(料理教室イベントには村上さんだけでなく、村上さんのお母様率いる芳證寺婦人会の方々も一緒に参加し盛り上げてくださりました!)
企画したのは東京のメンバー達だったので、彼らが現地に来ることができない分自分が撮影現場を取り仕切ることができるように動きました。オンライン上で打ち合わせを重ねに重ね、現地での撮影をどうしたらいいかとことん話し合いました。
東京メンバーとも初めましての方々ばっかりだったのですが、オンラインでも話し合いを重ねることで一度あったことあるのでは?と思うくらい近くに感じました。無事に撮影が終わり、いざYouTubeにアップされるとその仕上がりには驚きましたね。
企画がうまくいくのか不安に感じることもありましたけど、こうやってみんなの力が結集して一丸となって取り組みことは自分にとっていい経験になりました。
このnoteを読んでくださった方へ
ーーーnoteを読んでくれる方へのメッセージをお願いします。
村上:「縁=のさり」だと、僕は思います。映画「のさりの島」の関係者のひとりになってから、縁という意味での「のさり」を感じる場面が多々ありました。人との繋がり・交わり、新しい出会いなどを通して得るものや経験は全て天からの授かり物。縁を大切にして動いていればきっと果報があるのではないかと、今回の上映準備での関わりで身を持って体感しました。
突然の同級生からの誘いでしたが、きっとこれも何かの縁。僕は誘いを受けてよかったなと思っています。
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○映画「のさりの島」公式HP
○上映プロデュースプロジェクトについてのメッセージや取材依頼はこちら
amakusagp+nosari@gmail.com(担当:渡邉・金子)
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文・編集:Ayaka Watanabe