行っちゃった…
二年間、フランス国内の別の街で学生生活を送った後、三ヶ月こちらに戻っていた次女。
9月1日、二年間の学生生活を送るべく、ウィーンへと旅立った。
手続き等のヘルプ要員として付き添う父親と次女を空港へと車で送り、見送れるギリギリのところに留まり、帰りは一人で帰宅。
がっくり(力の抜けた音)
ぽっかり(占有者のいなくなった部屋&私の胸に空いた穴の音)
しくしく(心に流れる涙と痛みの音)
とは言っても、いつまでも悲しんでいるわけにはいかない。
「さ~、動きましょう」と自分を鼓舞して、家事へと舞い戻る。
到着翌々日には、アパルトマンの写真と通う大学前で撮った写真送ってくれた。私もそのうちお邪魔するよ。
1年4ヶ月、産休&育休社員のための臨時雇用契約も終了し、8月最終週は有休消化に当てたので、職場を離れてからすでに10日。
働かないことに、慣れちゃったな。
笑えることに、去った翌日には、既に時短勤務の正社員の話をされた。
なんと6日後から開始できないか・・・。
「いやいや、私、一応有給休暇中なんですけど」って話。
あー、フランス人よ(全ての人ではない)、もうちょっと気を遣おうよ。
今の私は、一か月後に迫る日本行きを心の底から、全身で楽しみにしているただの望郷日本人。
帰ってくるまでは、失業保険をいただいて、のんびり過ごさせてね。