ど真ん中
自分が興味を持ち始めたことに呼応する、
心のど真ん中をついてくる、
とても刺激的な小説に出会ってしまった。
それが
砥上裕將『線は、僕を描く』
元々、
事実を元にした小説
職人、芸術の世界を見せてくれる小説
が好き。
原田マハさんの作品は、
ほぼほぼ読んでいる。
他にも、頭に思い浮かぶ
こんな作品達↓が好み。
宮尾登美子『序の舞』『藏』
澤田瞳子『若冲』
吉田修一『国宝』
中島京子『帝国図書館』
恩田陸『蜜蜂と遠雷』
辻村深月『辻村深月』
まだまだ読んでみたい作品が目白押し。
一色さゆりさん、実石沙枝子さん、
梶よう子さん、などなどなど。
ただ、ここフランスでは、
簡単には手に入らない。
お金も時間も必要なのだ。
さて、話を元に戻すと、
砥上さんのこの作品は、
水墨画の世界を描いている。
主人公の自身の物語にも惹かれるし、
何より、表現の仕方が美しい。
心を魅了する言葉の数々が胸にささる。
小さな時から読書感想文が苦手な私なので、
何を言いたいのかよく分からないだろう。
それを知りたい方は是非ご一読を。