フランスへと導いてくれたモネ
新聞にページ写真の記事が掲載されていた。
平松礼二さんという画家の展覧会が、現在フランスのジベルニー印象派美術館で開催されているとのことだ。
フランス語だけれど、その美術館の情報を貼り付けておく↓
https://www.mdig.fr/decouvrir-le-musee/l-impressionnisme/les-artistes/hiramatsu-reiji-ne-a-tokyo-en-1941/
いつからだったか、何がきっかけだったのかは忘れたけれど、モネの絵に惹かれ、興味を持ち始めた。
最初に就職した会社を退職後、時間ができた私はフランスへと飛んだ。
ただただ、モネが晩年を生きたジベルニーを訪れたい一心で。
エッフェル塔も凱旋門も、パリの街並みも、私にとっては、おまけでしかなかった。
睡蓮の季節には、まだまだ早かったけれど、それが咲き誇るであろう池を眺め、モネの生きた家を訪ね、美しい花々が咲き誇る庭を散策した至福の時間だった。
数年後には、なんの因果かフランスで暮らすことになった。
そして、モネが断崖を描いたエトルタも、大聖堂を描いたルーアンも訪れることができたし、ジベルニーへは、家族と共に再訪した。
まだまだ行きたいところがたくさんある。
第一候補は、マチスがステンドグラスを手がけたシャペルのあるサン・ポール・ド・ヴァンス。
https://www.mycotedazurtours.com/?p=6005
鬱を発症した長女のこと、数年に渡ったコロナ禍で、気持ちが削がれていたが、そろそろ自分の好奇心を解放する時じゃない?と、自分に問いている。
ただ本音を言えば、行きたい場所は、日本にこそたくさんある。フランスに住むようになって、一番後悔しているのは、日本国内旅行を充分にしなかったことだ。
数え上げたらキリがない、興味のある日本の街や風景の数々を、これからどれくらい堪能できるのかな。
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