ワーホリ前にお金をかけずに、日本でまずは英語を学ぶべし


高校卒業(留学)で止まっていた私の英語。再度勉強を開始したのは、社会人になってからです。運よくメーカーの海外事業部で派遣社員として勤務し、英語力の不足を感じ、朝晩の通勤時間に英語を勉強するようにしたのです。ワーホリのための勉強ではなく、日本で生活してくために必要な勉強だったのです。

私の脳みそにあったのは、耳を使い、発話すること。
アウトプット(発話)の実践をすぐ行うこと。
毎日、本当に教材をページを繰り返し何度も見て、同じ単語を聞く
そして発音。 問題集を書き解くよりも、この方法がはるかに私の脳にはあっていたのです。


脳の特性を活かす 私の場合は側頭葉と運動野


なぜ英語の学習に、個人の脳の話が出てくるかと言いますと、個人の脳の特性、得意なことで学習のハードルを下げるのが良いからだそうです。
皆さんの周りにはトークが達者、運動が得意、暗記が得意、手先が器用な方々が様々いますね。その方々には、個人ごとに脳の様々な部位が連携を取る発達した回路があるからだそうです。
私の場合は耳から英語を入れ、口で唱和するのがよかったのです。
私はオウムのように、脳に取り入れて、発話を繰り返していました。
聴覚をつかさどる側頭葉と、喉、舌を動かす運動野が発達しているのかもしれません。私は椅子に座って、いわゆるお受験の英語(発話もなしで文法だけコツコツ穴埋め問題を解くこと)が苦手なのです。


会話ができるメリットを認識せよ

英語ができるって、皆さんは何で測りますか?どうご自身で判断しますか?
私は話す時になかなか言いたい言葉が出てこない時に、英語の練習が足りてないな、勉強しなきゃとよく感じます。いわゆる流暢さ(すらすらと言葉遣いによどみがないこと)が大切と思っています。
スラスラと会話したり、英語が聞き取れることがワーホリでは特に重要です。ワーホリでは、雇用主はまず意思疎通できる英語力を持っている人を採用します。会話力は仕事力、つまりはワーホリでの資金です。口頭でのコミュニケーションができることが、のこオーストラリアで生きていくには必須の能力なのです。
ではそれを磨くには、どうしましょう。どんな練習が良いのでしょう。

朝夕のすきま時間を活用すべし コツコツ勉強で成果を出す


おススメするのは、アルク社の<キクタンシリーズ>。単語を聞いて覚えるメソッドです。英語と日本語がリズムよく流れ、短い時間で1単元を終わらせる教材です。1日に覚える目標はたったの8単語です。

通勤で当時私がおこなった方法は、①電車の中では音源は聞かず、単語帖を目で追う(10分)②電車を降りてからはオフィスまでの道は、音源を聞きながら、その発音を模倣する(15分) 


コツコツ少しづつ、ほぼ毎日のように続けていました。当時受けていた年一回のTOEICの点数は、3年連続で90点UPしました。これは毎年でた成果なので、このシリーズは私の脳と、生活スタイルに合っていたのだと思います。
車での通勤時間が長い方は、運転時間に聞き流し、車の中で大いに発音の練習をなさってください。電車通勤では、車両の中で英語をつぶやくのも躊躇してしまいますね。カフェのような人がいる場所でも難しいですね。では以下のような家の中での練習方法はいかがでしょうか?


自分の部屋を、留学環境にする。ひとりごちる。


こちらは2023年に読んだ英語学習の本<英語が話せる人はやっている 魔法のイングリッシュルーティーン>。英語をまなぶ環境の作り方、自宅での工夫を紹介しています。かわいらしいイラストが多用されていて、ガーリーな世界観。お金もかけずに実践できる例が多数紹介されています。
例えば…
・字幕を英語にして映画鑑賞する
・英語で日記をつける
・覚えたい単語やフレーズは、紙に書いて目に入る位置に貼る
・英語のラジオをシャワーを浴びるように聴く…等々

この本に書かれていることは、私が海外生活をするために憧れていた中学生の頃からやっていたことのオンパレード。誰かの前で話せるようになるには、自分一人で練習しなければいけないんです。これは帯に書かれているほど、とても大事なんです。)


日本国内でも練習すべきは、まずは単語、会話、流暢さを磨くための発話がキーです。お金をかけずに自分お部屋、空間を海外留学の状態に変換してしまうことも可能です。
しつこいですが、日本で学べない人が海外で急にできるようになるわけではありません。

ワーホリに行って、技量、英語力がなく資金も尽きて、闇バイトを始めてしまったり、騙された例をいくつか知っています。

ワーホリでは英語力は資金力。資金があれば安全に、ワーホリで見聞を深めることができます。是非とも、日本でまずは英語力を磨いてください

次回は、ワーホリで英語力も資金もない人についての、あちゃちゃなお話を紹介します。


いいなと思ったら応援しよう!