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カルディのコーヒーをもらう時に生まれる葛藤
カルディで配られている甘くて美味しいコーヒーに、今まで何度も幸せな気持ちにさせてもらいました。
ですが捨てられている大量の紙コップを見ると、「本当はもらわない方がいいんだろうな…」と思います。
環境のことを考え出すと、このような葛藤がたくさん生まれます。
今まで受けてきた恩恵の裏には、たくさんの犠牲があった。
知らなければ葛藤は生まれず、今まで通り便利さを享受できていたのかもしれません。
でも私は、知らないまま誰かの苦しみに加担し続けるより、少しでも苦しみを生まない選択ができる自分の方がいいなと思います。
カルディの紙コップに関しては、それがリサイクルできる仕組みがあれば多少はマシかもしれませんが、それにもたくさんのエネルギーを使います。
一番いいのは、そもそも紙コップを使わないことだと思います。
でも「今後絶対にもらわないぞ!」としてしまうのはハードルが高いので、まずは
「どうしても飲みたいか?」
を自分に確認してみようと思います。
そうでもなければ、そもそももらわない。
どうしても飲みたいのであれば、缶に入ったものを買って飲み終えたらリサイクルに出したり、カフェでマグカップで提供してもらったり、マイカップに入れてもらったり…
これだけでも、考えながら出先で美味しい飲み物をいただくのは手間がかかることだと思えてきます。
カルディでついついコーヒーをもらってしまうのは、
・タダだから
・カップを簡単に手放せるから
つまり負担ゼロで美味しいコーヒーを飲めるからだと思います。
二つ目が成り立っているのは、“使い捨て”という飲み終わった瞬間にゴミになる存在のおかげだと思います。
私たちの生活は、あまりにも楽で便利になりすぎたと思えてなりません。
一度知ってしまった便利さを手放すのは容易ではないけれど、少しずつ変えていこうと思います。