お父さんだって弱音吐きたいよね
最近は、父といい感じに接することができています。
今年度から職場が変わり、慣れない仕事に苦労しているようです。
ふざけているときはついつい冷たく接してしまいますが、疲れて帰ってきたときまで冷たくできるほど私は薄情な人間じゃないので、最近は父の話を「うんうん、そっか、大変だね」と優しく聞いています。
母は、父の話を共感的に聞くということをほとんどしないようです。
今までは、日頃の鬱憤の仕返し的な意味合いで適当に流しているのだと思っていましたが、どうやら母も共感的な関わりがあまり得意ではない可能性が出てきました。
共感的な関わりができない父と長年連れ添ってきたことで母もしなくなったのか、母ももともとできなかったのか、はたまた母の関わり方によって父が影響を受けたのか…?
専門的なことはわかりませんが、なんにせよ数十年夫婦をやってきた中で相互に影響し合って今があるのは間違いないと思うので、どちらか一方が原因という話ではないよなぁと改めて考えさせられました。
父の話し相手になっていると、「そりゃ優しく接してくれた方が誰だって嬉しいよな」と当たり前のことを痛感します。
私が穏やかに父の話に耳を傾けていると、父も話しながら穏やかになっていきます。わかりやすく話そうと、言葉を探して説明してくれる。大変なのは変わらないけれど、明日からも頑張ろうって気持ちになっているっぽい。
自分を押し殺してまで優しくしなきゃとはもう思わないけれど、優しくいられるなら、そうしたい。結果それが、お互いをハッピーにすることに繋がるから。
そんなことを思った最近でした。
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