選択肢を残すために、子宮頸がん検診を受けてほしい
今日は、子宮頸がんの検診を受けてきました。
忙しい日々を送っていると、緊急度が低いことはつい後回しになってしまうと思います。
でも、このちょっとした選択があなたに安心をもたらし、選択肢を残してくれると思うので、ぜひ考えてみてもらいたいです。
また、あなたが2,30代の女性じゃなくても、この記事をきっかけにご家族や恋人と話してもらえたら嬉しいです。
なぜこの記事を書いているのか
この記事は、たまたま読んでくれた同世代の方が、検診を受けるという選択を身近に感じられたらという想いで書いています。
できることなら、検診を受けてほしいと思っています。
なぜかというと、子どもを産めなくなってしまうかもしれないから。
「産まないと産めないは違う。」
先生の言葉が、とても印象に残っています。
「将来必ず子どもを産みたい」とは思っていない人でも、もしかしたら産みたいと思う日が来るかもしれない。
産むことも産まないことも選べる状態を残すという意味で、検診はとても意味のあるものだと思います。
私が検診を受け始めた経緯
私は今、25歳です。会社に属していないため、健康診断は自分で受けようと思わないと受けられません。
あれこれ心配しすぎる必要もないと思いますが、この歳で可能性が高い病気といえば子宮頸がんだと思います。
私が最初に検診を受けたのは22歳のときだったかな。
婦人科に通う習慣ができたことで検診を受けるという選択ができ、今も定期的に受けるようにしています。
私は就職する少し前から低容量ピルを飲み始めて、適応障害と診断され会社を辞めたあとも飲み続けていました。
就職したら研修で2ヶ月間実家を離れるし、配属先も地方になる可能性があったので、はじめはオンラインで処方してもらっていました。
でも会社を辞めて実家に帰ってきたので、地元の婦人科で処方してもらうようになりました。
一度にもらえるのは3シートなので、3ヶ月に一回くらいのペースで婦人科に通うようになりました。
オンラインでもお医者さんが色々教えてくれたけれど、正直あまり自分ごとと思えなくて。
でも病院に足を運んで、先生から直接話を聞くと、自然と身体を大事にしようと思えたし、検診の重要性もわかってきました。
市の受診券を申請すれば金額も抑えることができると聞き、検診をすることで安心を得られるのなら受けてみようと思いました。
検診を受けるのが不安な方へ
やった方がいいのはわかっていても、いざやるとなると勇気がいると思います。イメージが湧かないと不安ですよね。
私の経験をお話しすることで、ハードルが少しでも下がったら嬉しいです。
病院によるかもしれないので、あくまで「私が通っているところは」という前提で参考にしていただければと思います。
検診のときは、履いているものを脱ぎます。
スカートは履いたままで下着だけ脱げばいいので、恥ずかしさが少し軽減されました(今回は完全に忘れてズボンで行ってしまったので、ちょっと恥ずかしかった…!)。
脱いだら、特殊な椅子に座ります。
そしてそれが動いて、パカーンとなります(検診に抵抗がある一番の理由はここだと思う)。
カーテンで仕切られているので、腰から上は向こうから見えません。
はい!第一関門突破です!
正直ね、恥ずかしい!!!
でも同時に、なにを恥ずかしがる必要があるんだろう?とも考えました。
先生や看護師さんはそれを見て、私についてなにかを判断したり評価したりするわけじゃない。他の患者さんと比べてどうのこうの言うわけじゃない。
そう考えると、自分がなにに恥ずかしさを感じていたのかわからなくなって、なんかもう特に気にならなくなりました。
そして第二関門。器具を入れて、細胞をこすり取ります。
これも最初は怖かったし、今回も多少の痛みはありました。病院から帰ったあとも、ほんの少し痛みを感じました。
でも一瞬で終わるし、痛みも(私にとっては)そんなにつらくない程度なので、これをやらずに発見が遅れて子どもを産めなくなるより全然いいと思えています。
また、私の病院では内視鏡で子宮や卵巣も見せてくれて、卵巣がんがないことも教えてくれました。
たまに下腹部に痛みを感じたときなど、つい「病気じゃないかな」と心配になるので、こうして「がんがない」とわかることの安心感は精神的にかなり重要だと感じています。
以上が、私がお伝えしたいことです。
検診についてわかりやすくまとめてくれているサイトがあったので、リンクを貼っておきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
子宮頸がん検診がもっと身近になることを願っています。
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