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清掃の方にありがとうを言えた話

私はいつも、駅などでトイレ掃除をしてくれている方やごみ収集の方に「ありがとうございます」と伝えたいと思いつつ、なかなか伝えられずにいます。

ですが今日、私が働いている商業施設の清掃員の方とお話しし、お礼を伝えることができました


これまでは「誰かが掃除をしてくれている」というだけで、顔も名前も分かりませんでした。

姿が見えないとだんだんと忘れてしまい、つい「勝手に綺麗が保たれている」と勘違いしそうになります。

でも決してそんなことはなく、どんな場所も人の手によって保たれている

そのことをしっかり思い出す機会になりました。


なぜ清掃員の方と話せたかというと、エレベーターを待っているときに向こうから話しかけてくれたんです。

実はその少し前、清掃に来たその方とトイレで遭遇していたのですが、そのときはお礼を言い出せず、飲み込んでしまいました。

「あぁ、どうして言えなかったんだろう」と少し後悔していたら、思わぬチャンス到来です!


その方は東南アジア系の方で、私に話しかける前も別のお店の方とお喋りしていたので、日本語の練習なのか、人と話すことを楽しんでいるのか…

商業施設のバックヤードという“言葉を交わさなくても成り立つ”空間において、自分から積極的に話しかけるその方は、個人的にとてもありがたく、また羨ましくもありました。

他店舗の従業員さんは他人と言ってしまえばそうなのですが、すれ違っても全く言葉を交わさないのは、どこか寂しさや物足りなさを感じていたからです。


その方の仕事の様子を聞けたことで、「私がいつも使っているトイレが綺麗なのは、この方々のお仕事のおかげなんだよなぁ」とリアルに想像することができました。

日本人の特徴なのでしょうか、例えば清掃のお仕事など、人知れず陰で働くのが素晴らしいみたいな風潮がある気がして。

それもすごくかっこいいし、そういった人が世の中にたくさんいてくれることで今日も平和に生活できているのだと思います。


でも、今日話した方のように、自分が何をしているのかをもっとアピールしてもいいような気もします。

私のように、本当はお礼を伝えたいけれど伝える機会がない人は、もしかしたら案外いるのかも…?


それに、「こんなことをしてくれているんだ」と知れることで、感謝の気持ちが芽生えたり、トイレをいつも以上に綺麗に使おうと思うパターンもあるのではないでしょうか。

そんなあたたかい循環が、私はいいなぁと思います。


人とのコミュニケーションでしか生まれないホクホク感を味わうことができました^ ^


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