子供を作らないと決めたら、毎月やってくる生理はただの敵である。
毎月やってくる生理は私を突きつけてくる。
「あんたは女なんだよ」
「まだ、あんたは妊娠出来るよ」
そんな脅迫をされているようだ。
いつになったら抜けられるのか。
始まったのは、小学6年生の正月だった。
普通の血と違う、茶色く、滑らかさのない血液は恐怖より不快感しかなかった。
毎月つきあわなきゃいけない
コントロールができない
女の身体はやっかいである。
いくら平等な社会になろうが、男と女の身体は全く違う。
健康診断で、器具をいれられたあとに
平然と仕事をしなきゃいけないなんて
あの辛さ男どもは絶対にわからない。
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