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【徹底検証】 最も美味しい干しイカ「一番スルメ」ってなぁに?
皆さま、こんにちは。
海士町(あまちょう)ふるさと納税応援隊の松田と申します。
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海士町のことを知り尽くした海士町ファンでございます。
好きな飲み物は白湯です。
最近は雪が降ったかと思えば、この週末は一転して暖かくなるみたいです。
寒暖差に体がまだまだ追いつかない今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
寒くなる季節は熱燗やお湯割りなどの熱めのお酒をよく飲むのですが、お酒のお供に干しイカを食べることもよくあります。
実は私は干しイカが大好きでして、子供の頃からスルメをよく食べておりました。
子供の頃に抜けた乳歯の原因はだいたいスルメの噛みすぎでしたが、それでも噛むほど広がるイカの旨みが大好きだったんです。
実はこの海士町にも干しイカがあるのですが、どうやら呼び名が違うらしいんです。
そしてイカの種類もスルメではないイカを使い、その干しイカを島民はこう呼ぶんです。
最も美味の干物という意味で、
「一番スルメ」
「一番」まで付けるほど美味しい干しイカ。
どんなものか気になりますよね。
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とはいえ一番スルメと言われてもどんなものか見当がつきません。
このままでは私の気もおさまりません。
そこで今回は、一番スルメがどんなものか徹底検証してみたいと思います。
1. 中身チェック
今回は一番スルメを扱っているという島の商品会社「ふるさと海士」さんの商品を取り寄せました。
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こちらが「白いか島風干し」。
いきなり一番スルメの秘密が明かされてしまいました。
なんと一番スルメ、スルメイカではなく白いかだったんです。
白いかは高級料亭などでも使われる、隠岐の代表的な魚介です。
身の旨さだけでなく、強い甘みが特徴なんです。
一番スルメの秘密がわかったところで、気になるのは味です。
そこで今回は、干物には人一倍うるさい嫁に協力をしてもらいます。
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嫁:
嫁です。干物には人一倍うるさいです。
できれば検食とか関係なく落ち着いて白いかの干物を食べたいです。
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嫁:
主婦的には、個包装になっていて平べったいのがありがたいですね。
冷凍庫にもしまいやすそう。
何個かまとめてストックしておけそうですね。
そんなことより早く食べてもいいですか?
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2. 実食
嫁の干物への逸る気持ちを受け、実食していきたいと思います。
その前に冷凍状態のため解凍をしなければいけません。
包装されている裏面に解凍方法と食べ方が書いてありました。
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①表面が柔らかくなる程度に自然解凍
②軽く火に炙ってお召し上がりください
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思っていた何倍もシンプルでいいですね。
冷凍庫から出しておいて柔らかくなったら軽く炙るだけ。
早速やってみます。
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自然解凍をして、柔らかくなったところで袋から出します。
残念ながら我が家には直火で炙れるものがなかったため、フライパンでさっと熱を通します。
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フライパンにくっつかないように注意しながら、両面に軽く焼き色がつくまで焼きます。
本当は七輪とかがあれば理想的だったんですが、フライパンでも十分おいしそうに出来上がりました。
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解凍し始めてからほんの数分であっという間に完成です。
お皿に盛ると、ふわっとイカのいい香りが漂います。
嫁は今か今かと白いかの干物を待っておりました。
焼きたての白いかの干物を手に取ると、「アツッ!」と小さく言いながら慣れた手つきで干物を割いていきます。
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嫁:
さすが白いかですね。スルメよりも身が柔らかいので、割く時にストレスなくサッと割けてしまいました。
それでは、いただいてみたいと思います。
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大きめに割いた身を口に運びます。
小さく「おぉ〜」と感嘆の声が漏れます。
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嫁:
さすが白いかですね。
干物にしてから炙っていても、白いかの醍醐味である柔らかな歯触りは干物にしても感じることができます。いつも食べる干物とは違うので、ちょっと感動してしまいました。それだけでなく、だいぶ肉厚なので柔らかな白いかを噛み切る食感が楽しいですし、食べ応えもあります。
そして何よりも、噛めば噛むほど白いかの芳醇な甘味が口の中に広がっていくのは最高ですね。干物にしているからこそ旨味と甘みが濃縮されている感じがします。
初めての白いかの干物に大喜びの嫁。
炙っただけでも美味しいのですが、島の方からオススメされた干物の食べ方をしたいとのことで、アレンジを加えていきます。
マヨネーズに七味と醤油をかけて食べるのが島での干物あるあるなのだそう。
早速嫁も実践してみます。
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マヨネーズに七味と醤油なんて、ジャンキーですが絶対に美味しい組み合わせですよね。白いかの干物にこの食べ方は勿体無いと思ってしまうのですが、これも島流の食べ方。
混ぜ合わせた七味マヨ醤油にサッとつけて食べてみます。
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嫁:
普通のスルメなどの干物を炙ったやつなら絶対に美味しい組み合わせですが、白いかに付けるのは贅沢すぎませんか?
ちょっと勿体無いような気もしてきま…
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嫁:
おいし〜
七味マヨ醤油は間違いない組み合わせですよね。
美味しくないわけないですよね。
「一番スルメ」こと、白いかの干物。
身の部分は、嫁曰く「白いかの干物はずるい、美味しい」とのこと。
身の部分の美味しさを堪能した嫁。
次はゲソの部分も食べてみます。
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嫁:
見た目からしてプリップリですよね。
こちらも食べてみたいと思います。
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そういうと嫁は白いかのゲソを一本つまんで、大きな一口で食べてしまいました。
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嫁:
ゲソは見た目通りプリップリですね。ちょっとコリコリもしていて、身とはまた違った歯触りが非常に楽しいです。
丁寧に干物にしてあるので、刺身よりもキュッと食感も味も締まっているのですが、スルメの干物のように硬すぎず、サクッと噛み切れるほどの柔らかさもあるので、白いか本来の甘みや旨みも食感に邪魔されずに楽しめますね。
最も美味しいとされる干物「一番スルメ」こと、白いかの干物。
隠岐を代表する白いかを丁寧に干物にし、白いかの特徴を維持しながら、干物として堪能できる逸品でございました。
嫁曰く、
「そりゃあ白いかの干物は一番っすよ」
とのこと。
これから寒くなる季節。
温かいお酒と共に是非皆さまも一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
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白いかの干物(白いか島風干し)ふるさと納税でも扱っております。
是非こちらもチェックしてみてくださいね♪
「白いか島風干し」
噛むと広がる甘みが特徴の島のブランドいか「白いか(ケンサキイカ)」の干物です。海士町の東側の知々井地区などで水揚げされた隠岐の島近海産の朝どれ白いか使用しております。徹底した水分管理の元、いかの旨味をぎゅっと凝縮しました。やわらかめの生干しタイプです。
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