心霊スポット紹介 香櫨園浜
前記事では、御前浜にまつわる心霊の怪異譚について紹介したが、当記事では御前浜の隣にある香櫨園浜について紹介していく。
まずは、香櫨園浜の心霊の噂について紹介。
怪異譚としては御前浜と同様。
神戸空襲で被災された方々のご遺体が流れ着いたために、心霊スポットと言われる。
神戸空襲の際に西宮市までもＢ２９＝米軍の戦闘機による爆撃による被害があったため、犠牲になられた方のご遺体が漂流されたというのは西宮市で被災された可能性のほうが高いと思われる。
実際はどうなのか、散策してみることにした。
手作り感が満載
ゴミの漂流が目立つ
川が西宮市と芦屋市の境界線のようだ
砂浜がある場所までが西宮市
ばけたんワラシの手動検知の結果は
通常を示す緑点滅だった
ケンミン様の焼きビーフンを購入
味は勿論美味しかった、って
そんなに食レポって上手じゃないから
参考にならないね
ワラシが言ってたよ
(まとめ)
めちゃくちゃ怖い場所かと言われたら、至って普通の海岸であるとしか言いようがない。
見たのか、どうか、正直なところはてなマークだったので言い切るようなことはしないが、撮影のために香櫨園浜へ下りるための階段へ足を運んだ際のことで、ほんの一瞬だったが左側の大きな段差があるステップに黒い人影がぼんやりと海を眺めている。
見間違いかもしれないと思いもう一度見るがやはり人影はない。ほんの一瞬だったので、はっきりとではない。ざっくりと見た特徴をあげたら性別は男性で中折れ帽を被っていた。スーツを着ていたように思われる、ということだけ。
これ、見間違いかも？と最後まで思ったのが、椰子の木の木陰を人影だと思った、目の錯覚も否定はできないため。一瞬人影の存在に気づき左側をみてみたら、立っていた。
実際に戦災で犠牲になられた方の御霊を広島市内では数多の方々を視てきたが、火傷が痛々しい。言葉では表現できない。これが現実にあったのかと思うと直視してはいけないような気がして、霊感がある方なら広島市内を散策するだけで、心霊の怪異譚がなくとも、爆心地に近づけば遭遇しやすい。
だからこそ、椰子の木の木影かもしれない、スーツの中折れ帽を被った男性は錯覚かもしれない。はっきりと見たとは言えない事情があるから。
確実なのは夜で人が全くいない時間を狙うしかないが、終戦前と終戦後では御前浜と香櫨園浜の環境が劇的に変わりすぎている。
海とあるが淡水で、打ち寄せる波に手を濡らし塩味があるか確認したがほんの僅かの塩分しかなかったために、川の水と海の塩分が混じり合っているためである。
これは、後に人工的な島を作ったことにより、島が潮の流れを堰き止めたと同時に内湾部に位置する地域になってしまったことによる。人工の島がなければ今と違い比較的浜辺で現れやすい環境だったと推察できるが残念なことに香櫨園浜でもワラシの自動検知の結果は同じだった。
苦しくなってきた。
御前浜と同様で気の乱れが生じやすい環境なのかもしれない。
(END)