ダム怪談 青野(あおの)ダム
青野ダムには不思議な怪異譚がある。下記参照。
怪異譚は知っている筈なのにいざ現地へとなると調査がいい加減なために(苦笑)あそこを調べておけばとなることが多々ある。
明日も化けダムへ撮影に行くが正直な話あまり調べていない。気になった箇所を調べたら御霊と遭遇する可能性も高くなっているのでこれを機に心霊写真が沢山撮影出来るように頑張るじゃなく、怪談のネタになるような材料探しに専念出来そうだ。
今回は青野ダムがメインテーマだが、御旅橋や首吊ダムと称される副ダムには伺っていないので予め説明をしておく。純粋なダム探索において遭遇した御霊のエピソードを怪談噺として紹介する。
まずはダムカードから。
因みに配布時間は9時から17時まで。
ダムカードの写真にはドローンが使われているのか凄く綺麗な写真だなあと思った。流石に撮影出来る場所に限度があるため、ダムカードのような写真は撮れず。簡単な青野ダムのダムカード紹介が終わったところで青野ダムの堰堤で撮影した写真へ。
ここまでは霊視レベルの御霊も居なければ、気配すら無かったため、堰堤の付近は比較的安全な場所と言えよう。但し人気がなくなる夜になれば違う筈だが、唯一の駐車スペースには4台の夜釣り目的の釣人の車が集結していたことからも人目があるため、現れにくい傾向にあるのかもしれない。
ある霊能力者は、電力に影響する持論を語る方も中にはいるが、電力に誘き寄せられ集まるなら電車はどうなるのだろうか?怪異譚なくとも全てが心霊スポットとなりうる要素を含むことを容認してしまう形になる。個人的には、霊場となる場所には条件が幾つかあって、一番貴重なご意見を頂いたと感銘を受けたのがガンジー横須賀さんのピンポイントちゃんねるの日曜日の生配信でわたしが体験したある化けトンでの心霊体験談をガンジーさんに語って貰った際にあるリスナーさんがわたしに対しなぜトンネルで御霊が現れるのかの持論を聞かせて頂いた。
それが、トンネルは母親の産道を彷彿させる。
つまり、お母さんのお腹にいて今まさに産まれようとする瞬間に通る産道の中が浮かびやすいために、トンネルは自然と御霊が集まりやすいというものだが、ならばダムはどうだろう。お母さんのお腹の中にいたころに戻りたいから集まるのか。ダムは山もあり、水場でもあるため、霊が集まりやすい溜り場になりうる要素はある。勿論トンネルもだ。
生憎心霊ばかり研究する風変わりな独身のため母親になった経験がなく母親としての意見は語れないがお子さんがいる方ならば、リスナーさんの意見にも産道だけに賛同出来るのかもしれない。
怪異譚の曰くは千丈寺湖付近かもしれないと確信しその先の道路を可能な限り歩いてみることにした。
この付近でも、御霊がいるような気配はありそうでないため先に進むことにした。
砂場へ近づこうとしたときのことだった。
ふと駐車スペースに"誰か"がこちらを見ているなと思い振り返るとほんの一瞬だったが男性が立っていてこちらが気付くと気付いたことに驚き姿を消した。
心霊の怪異譚にもあるが、釣人が集まるような場所ほど、実は水難事故も発生するわけで、青野ダムも例外ではない。水難者の御霊が出るという報告があがっているレベルだ。ひょっとしたら、と思ったが単なる見間違いだったのかもしれない。だから自信を持ちお化けを見ましたとは現段階では言えない。
驚いたのが水の綺麗さ。ルールを守り、ゴミを捨てない、水質汚染がない環境だからこそ見ることが出来るのかと思いきやこれは一部のみ。あまりにも臭いので撮影する気も起こらなかったが、ボートの発着場付近の汚水がたまる場所があって水の流れがないためにまあ臭い、臭い。WARASHIじゃなくても嫌な臭いがする〜と言ってしまいそう。
魚の撮影をしたあと、再び背後からの視線を感じたので、再び背後を振り返ると、駐車スペースに年代的に大体20代から30代にいかない感じの若い見た目の男性が釣り目的で訪れたような感じのウェアで立ってこちらを見ていた。
見た感じ、ああこれから釣りでもされて、わたしが魚を釣ったじゃなく撮ったのを背後から確認して今日の釣りは確実に大物が捕れそうだとか確信しているのかなと思い見ていたら明らかにおかしい。そもそも釣人が着てそうなウェアではあるが、釣り竿がない、持って帰るためのクーラーボックスもなければそもそも釣りが目的なら車で来るはずなのに肝心の車すら無い。わたしが現れた釣人に対し抱くのは違和感しかない。怪しいと思った瞬間に消えた。
実際には行かなかったが、釣り堀になっている場所の左側が青野大橋に繋がっているのだが、その方向だけが嫌な感じがした。暗くなれば懐中電灯を持っていないためはやく帰らねばならない諸事情から詳しく調査はできなかったが、位置的に副ダムで首吊ダムとも称される場所にリンクするため、やはり何かあってもおかしくない場所なのかもしれない。
その辺りはまた改めて青野ダムへ向かい、調査対象として調べる予定だ。
以上をもち、青野ダムの写真紹介を終了するのだがわたしがハッキリと御霊かもしれないと確信したのが釣り堀の周辺、そして今回足を運べなかった副ダムの方向での嫌な気配になるのだが、広場周辺は前述した臭い臭いお化けがいる他はこれと言って気配の気すら感じさせなかったので安全と言える。
但し疑問点が残る調査案件にはなったので、また訪れる際には少女の御霊の検証のためにまずは御旅橋から、そしてある程度場所が特定できた副ダムの周辺も検証する予定である。
今回のまとめだが、堰堤よりもその周辺の環境に集まりやすい傾向にあると感じがした。人目がある云々よりも思い入れがあるから自然と集まりやすい印象を受けた。勿論、事故があったのは事実のため亡くなられた方が現れた可能性は当然ある。
兵庫県には今回紹介した青野ダムと似たような環境のダムがあり、そこはかつて釣人による水難事故があったために危険性を考慮し、堰堤からルアーを投げさせぬよう高い防護柵で釣りを絶対させぬようにしている場所があるのだが、青野ダムはバス釣りの聖地とも言うべき場所のために、釣り自体は規制はしていないが、それでも事故は起きている。
釣人の安全を取るのか、はたまた生態系の環境を最優先にするのか、ダムによって対策や考え方が違うのだなあと改めて思った。