不勉強なおじさんが考える、今の生成AIコンテンツのダメなところ
勿体ぶって書いてもしょうがないので結論から言っちゃいますね。画像生成AIに関してだけど、特に人物の描画において、四肢欠損などが未だにあるでしょ。そこをいつまでも放置してる点がダメ。
これは障害者の方を差別してる訳じゃないからね。そういう描画があること自体は別に悪い事じゃない。でも、現実と比べて割合が多過ぎる。それは生成AIに「教える側」の開発者が、動物としてのヒトのスタンダードを教える気がないからだろうな。そうでなきゃとっくに改善されてるはずだもん。
まあ、生成AIを開発してる連中が「ヒトの身体のスタンダードなんて無い」という思想をAIに強烈に教えこんで、これから先の社会の価値観まで変えていこうと思ってるなら、そりゃ今の状態のままだろうね。
次に動画生成AIに関してだが、難しい処理が必要ゆえに画像よりも改善しなきゃいけない事は多い。それは仕方ないことだ。まず、物事の連続性という概念がAIの中にまだ無い。すぐに「全く違うものに変わってしまう」時点で動画として使い物にならない。現実には「原型を留めない変化」はまずしないんだから、AIには連続性と可変領域を教えないといけないだろう。
そういう意味で、今のAIには「寝ている時に見る夢」レベルの動画は作れても「現実の再現」はまだ心許ないんじゃなかろうか。許容出来る動作、許容出来る変化。そこの境目をどう教えているのだろうか。そもそも教えてるのかどうかさえも分かんないけどね。これも開発者の匙加減次第だ。
ディープラーニングと言ったって、ソースはネット上から完全ランダムに拾えるもんじゃないでしょ。著作権ってもんがあるんだから。全無視して教えてるなら著作権侵害につながる。
いつまでも「物珍しさ」を求めてる段階でも無いだろう。もう実用性に振らないといけない時期に来ている。俺の認識が遅れていたらごめんなさい。でも、まだ完全に上記の問題点が解決してる段階には来てないように見えますよ。とはいえ、このような欠点をわざと残してるのかもしれないけどね。コンテンツ制作者の食い扶持を残すために。
多分もう半年もしたらここで言ってるような内容なんて遠過ぎる過去の話になってるだろうけど、とりあえず記録として残しておきたいと思います。ど素人は当時この程度の認識でしたよという記録。