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3x3 JPT @上野恩賜公園、観戦レポ(9月10日)

5人制バスケ男で日本代表がパリ五輪出場を決めました。国内では10月開幕の男バスケBリーグ/B3リーグの開幕に向けて練習試合などが組まれておりますが、僕は今日は3人制バスケ3x3の日本選手権(JPT)を観戦しに上野恩賜公園に行ってきました。ここ数年、同じ場所で同じ時期に開催してる大会です。恒例行事になるのは良き事ですよ。

昨日は雨天→曇天で気温もそこまで上がらずそこそこ快適に過ごせたけど、今日はちゃんと晴れて酷い残暑。帽子持ってったのは正解。午前中は女子上位カテゴリから。

向こうに見えるのが国立博物館かな

 

僕は女子の3x3もここ数年観てますけど、残念なのがプレイヤーの裾野がほぼ広がってないこと。数年来ほぼ同じ選手が同じチームか違うチームで入れ替わってプレーし続けてる。競技人口が増えてる感じもしないし、普及がうまくいってる感じがしないのが本当に残念。

元々3x3は(男女ともに)興行として成立してないんだけど、女子は男以上に大会を存続させて行く事自体難しいようで、大会が無いから新規の選手が集まらない→試合の機会が増えないという悪循環になっている感じがする。

また、女子の場合は在野の3x3界隈の活躍と日本代表選考などが隔絶しているのもいまいち普及しない理由の一つかなと思う。在野の選手で現役Wリーグ選手に敵う人間が皆無なので、結局3x3が若手Wリーグ選手の強化の場に利用されてる側面が大きい。俺はそれ自体悪いとは思わないけど、現場でプレーしてる選手たちはどう思ってるんでしょうね。

 

女子の決勝は、主にドイツでプレーしてる桂や前田の合流したBEEFMAN(元々桂や前田はBEEFMANに在籍してたので助っ人ということではなく、むしろ今回は浅羽や大橋などを助っ人に呼んでいる)とプレミアリーグで好成績を収めてる、李人竹選手率いるフローリッシュ群馬の対戦。

ってか、現状では女子3x3の国内主要大会はほぼプレミアとJPTに限られるので(他の大会って今無いよな、おそらく)ここで勝つのってすげえデカいんだよな。と同時に、国内に女子の大会が少ないからこそ、桂や前田が(おそらく自腹切って)海外に打って出たんだろうけど。何か歯がゆい気持ちにはなる。

 

この決勝、さすがに予選までとは強度が一段階も二段階も違うプレーになってたけど、試合全体で見れば桂vs李のセンター対決よりも、ストリートの女王・浅羽のプレーが光ってたかな。俺が浅羽選手初めて観たのもう6年ぐらい前だと思う。そんだけ時が経てば衰えても仕方ないと思うけど、まだまだ
イケるってプレーしてましたよ。とはいえ、ほんとにハードだったけどね、両チームとも。で、結局優勝は名門BEEFMAN。

このメンバーでBEEFMANって珍しいよな

 

女子ラウンド終了後にはインターバルを挟んで男部門。周囲に出店が多く出ていたので、適当にブラブラして屋台の焼きそばを購入。本当はもっとがっつり飲み食いするつもりだったけど、席が埋まってたので仕方なく焼きそばだけで済ます。

昼休憩を挟んで男部門。まあ女子とは別競技だよね。ただ今日は全部観てると結構な時間になってしまうのと、あまりに日差しが強過ぎたこともあり途中で退避。この状況でプレーしてたら、選手にも悪影響あるやろ。フリースローなんて元々入らん選手たちが尚の事入らんようになってたし。あの暑さと日差しで集中したら倒れますよ、普通。

座席に移って見ても暑くてしゃーない

 

男の場合は国内ではプレミアとJPTの他にSリーグもあるし、ローカル大会も結構頻繁に行われてる。競技人口が女子と比べて桁違いに多いので、需要がある分大会の数も多いんだろうね。

その上、クラブチームの上位は海外の大会(World Tourなど)にも積極的に参加してるので、この流れはもっと拡大していってほしい。五輪の出場選考基準にも国別(国内所属選手の)FIBAポイント(3x3の大会に出たら貰える点数。大会ごとにグレードも変わる)の累積が重要なので、協会がちゃんと後押しせんとあかんよな。

結局俺は14時過ぎぐらいに途中退出し、そのまま徒歩で鶯谷まで行き、馴染みの健康ランドで汗を流してから帰宅。風呂は外風呂に限るね。

何やこれ?

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