ファクトチェックを信じる根拠
近年、陰謀論という言葉が一般的に
知られるようになったと同時に、
ファクトチェックという考えも
浸透してきたように思う。ただ
何だろ、その情報一体どんな団体が
出してるもんなのって考えてますか
って話ですよ。
事実と違う事柄を、すぐに検証
出来るレベルの規模のものなら、
すぐに検証すればいい。「陰謀論」
と言われると胡散臭い話に聞こえる
かもしれないが、「陰謀論」を
「デマ」と言い換えれば何の事は
ない、ずっと昔から世に溢れて
いたものだ。流言飛語という
やつかな。
ただ、規模のデカいもの、サンプル
調査で疫学研究しようにも何年も
かかってしまうようなものに関して
権威ヅラして「これは事実です」
とか「これはデマです」と判定し
公表する団体が、本当に信頼
おけるのかも民衆はちゃんと
自分で調べないといけないんです。
それが分かってますか?って事。
俗に権威主義とか肩書き主義と
呼ばれる状態で何がいけないかと
言うと、俗に権威と呼ばれる勢力の
発表を自分の判断無しに鵜呑みに
してしまうこと。これは単に
会社や大学にレッテル貼りする
ことだけじゃなく、自分の常識
自体を全部その権威に委ねて
しまう事だと思う。
基本、現在の定説でも絶対ってのは
存在しないんですよ。そこの真偽を
日々確認してるのが基礎研究であり、
基礎研究を疎かにする世界に
真実なんて定められないのは
明らかなんです。そして、常識も
当たり前のように覆るという事に
気付かないといけないし、
覚悟しておかないといけない。
あなたが「常識」だと思ってる
モノの根拠は何ですか? あなたの
価値観の基準は何を元に定められて
いますか? そしてその常識は、
既に過去のもの、つまり現在では
真偽が確定していないものに
なってませんか? ちゃんと日々
価値基準を選定する為の情報を
アップデートしてますか?
まさか、テレビや新聞などの
オールドメディアが書いてる
(言ってる)事を何の疑いもなく
常識の基盤にしてないでしょうね。
大衆煽動を容易に出来る立場の
人間が、印象操作をしてないと
自信を持って言えますか?
以前陰謀論に関する記事を
書きましたが、全てを荒唐無稽と
突っ撥ねる根拠はどこにあるのかと
改めて問いたい。俺は、常に判断を
保留している。俺の持ってる知識、
集めてる情報だけで断定出来ること
なんてほとんど無いから。
例えば、年末年始辺りにレポートが
公表されて今話題になっている
「エプスタイン文書」だって、
かつては真偽不明で陰謀論と
呼ばれていた。でも「陰謀論
=100%嘘」ではなく、こういう
実際に存在したというケースも
ゼロではないという事は念頭に
置いておかないといけませんよ。
限りなくゼロだけど完全にゼロ
では無い。大半がデマだけど
ごく稀に違うこともある。
真実は何かと判断する時に、
自分の中のアップデートされてない
「思い込み」によって切り捨てて
いることは無いか。今は、注意深く
生きないといけない時代だと
思います。利用しようとする輩も
います。自戒の念も込めて書くが、
危険を上手に回避するためにも、
自分の「常識=思い込み」の
リソースが現時点でアップデート
されてるかどうか、それだけでも
調べた方がいいかなと思います。
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