【おひとりさまが大人気!?】 イマドキ大学生140人 が憧れる 大人の趣味とは?
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AmaductioNが独自に調べた、学生へのアンケートをもとにした調査レポートを記事にしていきます。
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こんにちは!
AmaductioN大学生総研ライター 立教大学2年のまほりです。
皆さんは「大人の趣味」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
「余裕がある大人の嗜み」「大人の出会いの場」など、様々な印象があると思います。
そこで今回は、アンケート結果をもとに、「大学生が憧れる『大人の趣味』」について調査しました。
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回答期間:2020年6月11日〜17日
回答件数:140件(男29件/女111件)
対象者 : 全国の大学生、大学院生
学年内訳: 下記参照
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10種以上の大人向け趣味について、「次の”大人の趣味”について、憧れるか/憧れないかを教えてください。」という質問をしました。
そこで得られた結果はこちらです。
最近の大学生は、「ワイン」「キャンプ」に憧れるという回答が多くありました。
今回の記事では、この2つの趣味の魅力に注目していきたいと思います。
1番人気の趣味は、大人の象徴「ワイン」
大学生が一番憧れているのは「ワイン」でした。
大学4年生の女性は「ワインの独特な味を味わえるようになったら、味覚が大人になったといえると思う」と語るように、ワインは「大人の象徴」という印象を持つ大学生がいるようです。そして、大学2年生の女性は「合コンや飲み会の席で話のネタになりそう」と語っており、大人同士の交流のきっかけというイメージを持つ学生もいるようです。
また結婚祝いや開業祝いなどで、大人同士が「ワイン」や「ワイングラス」を贈り合うこともあるため、「大人の贈り物」というイメージもあります。BEST PRESENTが行った調査では「結婚祝いのプレゼント」ランキングにおいて生活必需品が上位に連なる中、「ワイン」が第4位に選ばれています。
さらに、朝日テレビ系列で放送されている「芸能人格付けチェック」でもワインの飲み比べ審査は毎回恒例です。番組でワインを見事に嗅ぎ分けるGACKTさんなどを見て、「ワインはセレブな大人の男がたしなむイメージ」という印象を持知、憧れの対象とする学生もいるようです。
大人に聞くワインの楽しみ方
そこで、ワインソムリエの資格を持っており、ワインを趣味とする大人の男性に、学生におすすめするワインの楽しみ方や魅力を伺いました!
・ワインを始めたきっかけはなんですか?
元々お酒が好きだったことに加え、大人の教養であるワインを知ることでアッパー層(富裕層)との交流にも繋がると思ったので。
・ワインを始めて良かったことはなんですか?
レストランで食事をする時にソムリエと共通言語ができるため、より料理を引き立たせるワインを選んだり、自分の好みが理解できるようになりました。また、アッパー層との交流によりビジネスが広がりました。女子にもモテます(笑)
・おすすめのワインの楽しみ方
まずはブドウ品種による香りと味わいの違いや、国や地域による違いを並べて比較してみると面白いかと。また、それぞれのワインとどんな料理が合うか(ペアリング)試してみると面白いです。
・これからワインを始める学生におすすめしたいポイント
ワインは他のお酒に比べて価格帯が高めではあるけども、ボトルをみんなで割り勘すれば学生でもそれなりの物も楽しめると思います。
日本酒のように居酒屋で安いワインを飲んでしまうと「ワインってあまりおいしくないよね・・」というイメージが付いてしまうので気を付けましょう。ワインを知ると教養が広がるだけでなく、素敵な人脈も広がります。
2番人気は「キャンプ」
キャンプ場は未成年のみでは使えないことが多く、使用できる場合も同意書が必要であるなど、実はキャンプって「大人向けの遊び」の1つなのです。
大学1年生の男性も、キャンプに憧れる理由として、「子供だけではできないことだから」と述べています。
そして、大学3年生の男性が「幼い頃家族と楽しんだ思い出が懐かしいから」というように、幼い頃家族と楽しんだキャンプを、大人になってもう一度経験したいという学生もいるようです。
また芸能界や漫画/アニメ界でキャンプが流行していることもキャンプ人気の理由の1つとして伺えます。
お笑い芸人のヒロシさんはソロキャンプの様子をYouTubeにて配信するほどのキャンプ好き。
そんなヒロシさんを筆頭に、キャンプは芸能人の間でも流行しています。
テレビ朝日系列で放送されている人気番組「アメトーーク!」では、2回にわたり、「キャンプたのしい芸人」特集が組まれました。
人気芸能人を通してキャンプに触れる機会が増え、親しみを持つ学生もいるようです。
さらに、キャンプを題材にしたアニメやドラマをきっかけにキャンプに興味を持つ大学生もいました。
大学3年生の女性は、「アニメ『ゆるキャン△』を見て、キャンプに好感を持った」と語っております。
『ゆるキャン△』とは、あfろによる日本の漫画作品。山梨県周辺を舞台に、キャンプ場でのリクリエーションや野外調理などといったアウトドア趣味の魅力と、それを身の丈に合った範囲で満喫する女子高校生たちのゆるやかな日常を描く。
2018年1月から3月まで本作を原作とするテレビアニメが放送され、これを皮切りに、第2期の放送、劇場アニメの公開が控えている。また、実写ドラマが、テレビ東京「木ドラ25」枠でテレビドラマが放送された。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%82%8B%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E2%96%B3
漫画/アニメがヒットすることにより、作品を通してキャンプに興味を持ち、実際に挑む人もいるようです。なお、「ゆるキャン△」の舞台となっている山梨県の公益社団法人やまなし観光推進機構は「ゆるキャン△」をテーマにした旅行企画を行っております!
聖地巡礼を通してキャンプに触れる機会もあるようです。
大人に聞くキャンプの魅力
忙しい日々の中で、キャンプを趣味として取り入れ楽しんでいる大人の男性に、学生におすすめするキャンプの楽しみ方や魅力を伺ってみました!
・キャンプを始めたきっかけはなんですか?
小学生の時にキャンプサークルに入っており、幼い頃からキャンプに触れる機会があったことがきっかけです。
・キャンプを始めて良かったことはなんですか?
キャンプを通して、自然と向き合うことができるようになったこと。
「人間は自然に対しては無力」ということを認識し、新たな価値観を持つことができました。
・キャンプのおすすめの楽しみ方
楽しみ方は人それぞれですが、時間の流れを美味しいお酒やご飯を味わいながら楽しむことが好きです。夕焼けや星空などの景色を刻を感じながら、少人数でゆったり過ごすのがおすすめ。調味料や食材も、キャンプだからこそこだわっています!
・これからワインを始める学生におすすめしたいポイント
やってみたいと思うのであれば、1度やってみることをおすすめします!数をこなしていく中で、自分ならではの楽しみ方を見つけられるようになると思います。また、キャンプでは大人数で行くよりも、なるべく少人数で行き、ゆったりと楽しむことがおすすめです。
「大人の特権」を利用できる趣味が憧れ!
趣味としての「ワイン」「キャンプ」に共通することの1つは「大人にしかできない」ということです。お酒を嗜むことは大人の特権。またキャンプは未成年だけで行うことは難しいです。
大学2年生の女性は憧れる「大人の趣味」の条件として「大人だからこそ楽しめること」であると述べています。
「大人の特権」を利用できる趣味だからこそ、学生には憧れの的になるようです。
おひとりさまが流行!?
今回調査した結果を見ても、上位のものは1人でも楽しめることが特徴です。
ワインは家庭で1人で極め、楽しむことができる趣味。またキャンプではソロキャンプが人気でした。
実際今回のアンケートを通して、「好んでおひとりさまを行う」という声も聞くことができました。
焼肉や映画など、様々なものを1人で行うという大学2年生の女性は「おひとりさま」が好きな理由として「誰かと出かけるとなると、日程、時間、服装を考えなくてはいけないことが面倒に感じる。一方、1人だと他人に気を使わず、全て自分の意思で行動できることが魅力的」と語っています。
また、大学4年生の女性は、「TwitterやInstagramなどがあるから、直接近況を確認する必要がなくなった」ことにより、人と会うことの必要性が少なくなったと述べています。
このように、発信型のSNSが発達したことも進んで「おひとりさま」を行う若者が増えた要因であると思います。
なお、@nitifyニュース「なんでも調査団」が調査したおひとり様についてにアンケート・ランキング結果を見ると、外出時1人で行動することが好きな人は7割を超えています。
総計で見ると、「大好き!」「好き」「まぁ好きかな」の【好き派】が73%に対し、「大嫌い!」「嫌い」「どちらかというと嫌い」の【嫌い派】が8%と、【好き派】が7割以上、【嫌い派】はわずかひと桁という結果になりました。
出典:https://chosa.nifty.com/relation/chosa_report_A20140131/?theme=A20140131&theme=A20140131
このような若者による「おひとりさま」好きの傾向も、ランキングに影響していると思われます。
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今回の調査結果は以上となります。結果をご覧になっていかがだったでしょうか?
この記事がいまの若年層を理解する上で一助になれば幸いです。
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【担当ライター】
まほり
立教大学2年生。神奈川県県出身で、趣味は自炊とライブ鑑賞。
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