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マケドニア大帝国ヒッチハイク大作戦【マルコ放浪続報】 

2024年も7月になった。

6月にバルカン半島南下中、サラエボでクレジットカード使用停止になり、その後、どうなったか少し心配していたマルコ先生から久しぶりに連絡がきた。

いつものごとく、断片的な文章とよくわからない写真数枚が添付されているメールなので、正確なことはわからないが、なんとか有意義な旅を続けているようだ。

ボスニア・ヘルツェゴビナからアルバニアへ行き、北マケドニアにいるとのこと。

民泊をしたり、ヒッチハイクをしたりと書いてあるので、やはり、クレジットカード使用停止の影響は大きく、旅の資金には苦労しているのかもしれないと想像した。
それでも、なんとか工夫して、バルカン半島南下の旅を継続できているようで少し安心である。

ヒッチハイクで乗せてもらった大型トラックの助手席からの雄大な眺め、特に、山と平原に広がるひまわり畑の光景が素晴らしかったとあるので、困難の中でも良い旅のようである。

北マケドニアのどこかとあるので、アレキサンダー大王の像かもしれない

バルカン半島にかつてあった、マケドニアは最初小さな王国で、その後、アレキサンドロスの時に、東方遠征とかで大きく大帝国になったんだっけ。
エジプト方面にも勢力拡大し、アレキサンドリアという都市も作ったような記憶があるが。。。
この辺りの歴史と地理は、複雑で、よくわからない。

高校の世界史は好きで得意だったが、今は、まったく覚えていない。
断片的に重要な人名や地名、事件の名称を思い出す。それらの、時間軸、位置関係などを総合的に立体的には理解できていない。
今一度、勉強しなおうそうか、勉強し直す必要がありそうだな。

泊めてもらった家の人にヒッチハイク用の看板を買いもらったとのこと 
多くの人の支援によってバルカン半島南下の旅を継続しているようだ

マルコ先生は、タフである。
もうすぐ70になるおじさんとは思えない。若い頃から体を鍛え、山登りなどをし、食べ物などにも気を配っていた。健康で体力はありそうだ。

それにしても、70のおじさんにしては元気である、見た目は、60くらいだが、気力体力行動力は、30代くらいにも思える。

今回のバルカン半島旅についても、クレジットカードが使えなくなり、安宿や民泊、ヒッチハイクをしながら、旅を続けるのは並大抵のことではないと思う。
20歳前後の若者なら、体力に任せて、無謀な冒険旅行にも出かけるだろう。そうか、マルコ先生は、70の無謀な若者なのかもしれない。

一般の多くの人には、複雑でよくわからない、なじみのない国々でもある。世界史や地理の教科書を見ても、複雑な歴史、いろいろと入り組んだ地政学で、よくわからない。よくわからない魅力で、旅をしているのかもしれない。

そういえば、マルコ先生の奥さんは、世界史の先生だったなあ。
高校の先生を退職後、大学院に入り直し、研究と教育を続けているらしい。
マルコ先生は、そういう身近な人の姿をみて、必要な知識を得たり、不断の研究姿勢を真似て行動しているのかもしれない。

バルカン半島かつてのマケドニア大帝国のどこか 山々と平原にひまわり畑 

バスもタクシーもない、金もないので、ヒッチハイクする。
ヒッチハイクもなかなかつかまらないとなると歩いているかもしれない。
たまに、なんとか大型トラックに乗せてもらう。
大型トラックをヒッチハイクするマルコ先生は、現代のアレキサンダー大王なのか、それとも、ドンキホーテなのか。。。


なぜ、人は旅をするのだろう、旅は人生、人生は旅だろうか、
その答えは、「・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・。」
偉大な哲学者、著名な歴史学者、有名な旅行作家、大文豪などの素晴らしい先生方のご回答に任せよう。






 



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