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エアコンなしで夏を乗り切る【熱中】

梅雨も明け、連日、30度超え、いや、35度超えで暑い。暑すぎる。
今年も猛暑予想がされている。
近年、地球温暖化・環境変化なのか、世界各地が暑い熱い。

暑い中、パリ2024オリンピックが始まった。
各国代表アスリートの熱い闘いは、楽しみである。

パリモンパルナス駅のTGV オリンピック開会式の早朝高速鉄道破壊事件発生の報道2024年7月
事件の詳細背景犯人等はまだわからないが、平和の祭典は無事行われ選手に幸あれと願いたい。
暑い中熱いアスリートの活躍が期待されているところに少し水をさされたようだが、各選手が
実力を発揮し大会も盛り上がりよい平和の祭典となることを切に望む。犯人が逮捕されることも


暑い中、先週、スズキジムニーJA11の車検を受けた。

1994年7月に購入し乗り続けているJA11なので、今年で30年の車だ。
マニアックなジムニー好きには、古い車だが今でも人気が高いようだ。

私は、特に、ジムニーマニアという訳ではないが、このJA11を、コンクリートジャングルの中で、30年、点検修理しながら使用してきた。
多くのジムニーフリーク(熱中者)がするような改造等は一切せず、30年前の新車納車時からノーマル仕様のまま、点検修理は怠らず乗ってきた。

愛車を整備・点検・修理しながら大切に長く乗ることは、経済的にも環境的にも良いと考えている。

ジムニーJA11 1994年7月新車登録 30年経過でボディーにはハゲと錆あり
2022年に新車購入したジムニーシエラ最新型車内 ミニカー4台が走る


15万キロ超の走行距離だが、車検も受けて、ガソリンエンジンのJA11は快調だ。一点を除いて。

唯一の問題は、エアコンである。

5年位前から、エアコンの冷房が機能しない。
何度か、部品交換・修理をしたが、冷風が出ないのである。
熱風が出るのだ。
これは、夏場にはたまったものではない。

今年も暑い夏になって、車検も受けて、エンジン等は快調そのものなのだが、運転することができない。
35度超の街をエアコンなしで走行すると、車内は、40度超50度近くにもなる。

走行していれば、開けた窓から風が入り多少はいいかもしれないが、コンクリートジャングルの都会の渋滞道をノロノロ走行では、数十分で、熱中症になるだろう。場合によっては、30年のクラシックカーより先に、ドライバーの私が廃車(者)になってしまうのではないだろうか。


小さな錆はあるが快調な30年目ジムニーJA11


パリ2024五輪が始まった。
20年くらい前、パリの街を歩いていたら、セーヌ川近くのシャンゼリゼ通りで、ジムニーのディーゼルエンジン車を見かけた。
思わずドライバー氏に話しかけた。片言のフランス語は多分通じていなかったようだが、良い車だというようなことを言っていたと勝手に解釈した。

当時は、フランス始めヨーロッパでは、ディーゼル車の人気が高く、ヨーロッパ各地をバカンスなどで中長距離走行するには良かった。
私は、日本でも、ディーゼルエンジンのジムニーが販売されるのを期待していたが、その後、発売されることはなかった。

スズキジムニー以外でも、ディーゼルエンジンの良い車があれば買いたいと思っていたが、残念ながら、買う機会はなく、30年ガソリンエンジン車のJA11を所有し乗り続けている。
最近では、脱炭素とかEV化などの関係で、ディーゼル車は減っているのだろう、多分。




先ほど、エアコンなしの部屋、熱中症で老夫婦がお亡くなりになったとの悲しいテレビ・ニュースがあった。

お年寄りの中には、そもそも、エアコンがなかったり、あってもエアコンの風が冷えすぎ等で嫌なため、使わないということがよくあるらしい。

10数年使っていたエアコンを交換 最新式エアコンは省エネ環境に優しいとのこと


エアコンの電気使用が、地球温暖化に関連した発電につながるということから、エアコンを使わないという考えの人もいるのかもしれない。
それでも、異常な暑さに対しては、適度にエアコンを使用するなどして、熱中症等健康を害するようなことには注意したい。

健康のことも考えて、暑いパリ2024五輪の熱いアスリートの熱戦を、涼しいエアコンの部屋でテレビ観戦したいと思う。

で、めでたしめでたしではない。


30年JA11車は、暑いので乗らないで放置しておくと、ダメなのだ。

1ヶ月ほど乗らないとバッテリーが上がってしまう。

新品に交換したばかりのバッテリーだが、1週間に1度くらいは、エンジンをかけて走行しないとすぐに弱くなるらしい。

そういうことで、暑い夏においても、エアコンなしで乗り出さないといけない。

35度超の炎天下は、危険なので、できるだけ、太陽が弱く気温が低い時間帯にエアコンなし運転をしようと思う。
早朝明け方の比較的快適な時にパリの熱戦を伝えるラジオでも聞きながら
30年エアコンなしクラシックカーを運転することになりそうだ。

異常な暑さの夏には、無理せず、熱中症にならないように、エアコンなしの熱中者が多い車ジムニーとともに乗り越えたい。


どこかの美術館でみた現代芸術絵画


【補足追記メモ】

私は、車を複数台所有し運転しているが、エアコンなしのジムニーJA11は、
30年間、暑い都会のコンクリートジャングルを中心に乗ってきた。
JA11始めジムニーは、世界各地で人気が高く、一部のフリーク・ジムニー熱中症患者には、点検修理改造しながら、熱帯ジャングルの悪路などで走っている。アジアの国、特に、インドネシアなどでは、熱狂的ファン・ジムニー熱中症患者が多いようだ。

点検修理代もかかる、燃費も悪いということで、最新の高性能車に替えるべきという意見もあるかもしれないが、古いモノを長く使うことは、環境的にも良いことであると私は考える。
ドイツなどでは、30年超くらいの古い車は文化遺産的クラシックカー扱いで、税金なども安くなるとのことだ。
その点、我が国では、10数年経過した古い(まだまだ新しいと思うが)車は、税金が割増しになるなど、古いモノを大切にすることについて、考え方の違いがあると思われる。

異常な暑さ、地球温暖化対策として、古いモノを大切に長く使うことは、重要であると思われる。EV化などの最新技術を備えた最新の車に買い換えることは経済面からは良いかもしれないが、他方で、古い良い車を修理点検しながら動態保存することも重要ではないだろうか。
我が国は、その点で、ドイツなどの政策と比すると、環境対策温暖化改善に寄与していないと思われる。

ガソリン車、ディーゼル車からEV車への急速な転換を進めてきたヨーロッパなどでの問題発生、完全EV化への困難さが認識されている現在であるが、
地球環境問題、エネルギー問題、最先端技術の壁など、適切な解決策が容易には実施されそうにない。

しかし、異常な暑さは、連日続いている。崇高な理想も大切だが、一人一人の健康、日々の安心、安全が、まず第一である。
異常な暑さには、無理せず、涼しいエアコンの部屋で、熱いアスリートの素晴らしい姿をテレビで観たいと思う。


最新型ジムニーシエラ 涼しい高原の山道を行く
最新型ジムニーシエラ エアコンがあるので遠出できる 信州の林道にて
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