褒められてるのを見て感涙
今年がもう終わるって?
信じられないし、何ならまだ秋に入った頃くらいな気持ちで居るけど、来週は浮かれたクリスマスなんだね。
クリスチャンでもないのに、一様に皆が騒ぎ出す理解不能なイベント。
まぁそんなことはいいんですが…。
昨今思うことは沢山あって(主にあまり良くない感情)、この冬の曇天と合間ってなんだか憂鬱さを増して、安全でもなく、不穏な空気がクリーンであった日本にも様々な場所から介入してしまってるなという印象で。
下らない多様性で、変態がのさばることとか、司法が全く機能していない現実が明るみに出てきたりとか、外国人が日本を金で買って、守ってきた文化や戒律をぶち壊そうとしていたりだとか、安全な事なんてもはや幻想だったのでは?と思ってしまう、食べ物や病院、銀行などなど。
今まで日本がクリーンで居られたのは、言わぬが花という文化が染み渡ってるからじゃないかと思う。
それが膿が溜まりすぎて、また発信するコンテンツが豊富になったことで、メディアでは抑えられない個人の正義から来る真実を伝えることが多くなった。
それによって、幻想は砕けてる、ただそれだけ。
水戸黄門、必殺仕置人の時代から日本は変わってないなといつも思う。
信じられない悪人がいて、そいつに魂を売る輩がいて、善良な人々が泣きはらんで日々を過ごす。
江戸も令和もおなじ。
暗い話しは止めどなく溢れるのだけど、
敢えて明るい感動の涙を湛えた話をしようと思う。
私がすごく心を痛めていた時、
たまたまツイートで見た
『ちゃんみなの君からの贈り物』という歌わ聴いて、辛さが昇華された。
ちゃんみなは美人で一躍有名になっていたけど、あまり知らない歌手だった。
韓国語も英語も日本語も操れる方で、
ダンスもラップもするような、
ルッキズムに中指を立てるような歌手なんだなと思って、君からの贈り物を皮切りに色々な歌を聴いていた。
彼女の歌はリリックが素晴らしく胸に響く。
わたしの年齢でも響くのだから、もっと柔らかい若い女の子達にはとても救いになる言葉が多く散りばめられていると思う。
そんなちゃんみなが行うオーディションが今、とても話題だ。
ノーノーガールズ。
スキルや素養の高さに脱帽する。
プロを目指す素直な若い卵達が、
憧れの人からのアドバイスを真摯に受け止めて邁進していく姿はいつでも胸を打つ。
ただ、今までのオーディションとは一線を画すのはちゃんみなの心の籠った評である。
叱咤激励なのだけど、上から高圧的に突き放すのではなく、供に併走しているような、
見守っていてとても温かい言葉を投げ掛ける。
愛情に満ち溢れている。
他のオーディションに参加して、個性を無くしてグループに順応することが美徳といわれた子も多く居るように見受けられる。
だけど、今回のオーディションは皆の持ち味を生かしつつ、殺さずに+αの味付けをしているので、媚びずにのびのびと格好良い新時代のアイドルを日本から出そうという意気込みがありありと伝わってくる。
足りないものに向け勝ちなこの日本の考え方を変える素晴らしい試みだと私は思う。
そしてちゃんみながオーディション生達に、とても優しい言葉を掛けるのを見ていて
嬉しくて温かいものが目に浮かぶのである。
それは、私が変わったことによる世界の変化かもしれない。
水が全く入っていないコップ携えて生きていたのだけど、今年の下半期からそれらが少しずつ充たされ始めた。
それによって、きちんと歪まない目で世界を見ることが出きるようになってきたのかもしれない。
ただ、女の子同士の結束は強固で、
女の友情は脆いだとか女の敵は女だとか揶揄されるけれど、それは一部の性根の悪いマウント合戦の女の人の中の話しであって、
ほとんどの女性は力になれるなら、同性の頑張る人々と切磋琢磨して励まし合って行く筈だ。
それを歪めるのはいつでも指揮するトップが正当に全体を俯瞰できないことによるヒエラルキーなどが原因だと認識をして居る。
なので今回のノノガのメンバーは皆が皆を称え合い、自分の事のように涙を流す。
辛い時代においても、人のきれいな一部分を見られていて本当に嬉しく思う。
ちゃんみなが、ここまでに抱えてきた葛藤や孤独、不安が一斉に花拓く瞬間ともいえる。
独り言だけど、義太夫もラップも語りなので、やはり共通項があるのではと朝ぼんやり自転車を漕ぎながら考えていた次第。
ではまた。