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直感の話

人と話すと大体三分くらいでその人となりが分かります。

身につけているもの、目付き、雰囲気、身振り手振り、話す口調、選択する語彙

その人がどう形成されてきたか、粗方分かります。

それが

あ、確かだったんだな~

と思ったことをふと思い出したので書いてみます(今日は短いです!)

ヤバい人や、ヤバい組織は共通点があります。


長く勤めた職人業を離れ、初めて転職した先は住宅を建てる工務店のような会社でした。

普通に働くんだぞおおお~!

と期待に胸を膨らませ、様々なことが見られなくなってしまっているとも知らず突き進むのでした…(いつもそうだけどね(笑)


さて本題。

事後なので何度でも言えますが、今思い返せばとりあえず、


社内の掃除が出来てない。

社員の着ているスーツに清潔感がない。

目が死んでいる。

纏う雰囲気が澱んでいる。


ざっとそんな感じでしょうか。


しかし、それらはまあいいんですよ。

社内が綺麗で、新品のデスク、パソコン、文房具等買い与えて貰って居ても、仕事が嫌で嫌で一ヶ月半で辞めたこともありますからね。


話を続けます。


私はその工務店にコーディネーターという仕事で入りました。

壁の色や素材、キッチンの仕様などをどうするかお話して詰めていく役割ですね。

しかしそこに必ず営業が同席するんです。

そうです、ヤバい奴はその営業の奴です。

目元も笑ってて、冗談も言う、話してる態度や言葉は高圧的でもなんでもなく、どちらかといえば猫なで声に近い、営業特有かしら?と最初は思っていたんです。

だけど何処と無く冷たい嫌な印象を受けるんですね、言葉の中にも目の奥にも。

なんか薄ら寒い、サラリーマンてこんなもんなのかなあ?と思ってました。

私が初めてお客さんとお会いする日にそいつの携帯に電話が…何だか物々しい会話で内容を要約すると

引っ越し日でトラックに荷物を積んで入居しようと思っていたのにまだ内装も終わってなくてお客さんぶちギレてる。

いや、そんなことある??????

大丈夫なの????え????

仕事の事はまるで分からないけれど、それが倫理的にまるでおかしいことは誰でも分かるだろ…、なんなのこれ?

と思っているところに追いうちをかけるかのように、お客さんとの打ち合わせで

はぁ……??????

と思うことを連発するんですよ。

これはまあ後からつければいいから、こういうことに一応しておきましょう。
これは持ち込みで付けさせればいいので、好きなものあれば買ってきといてください!

いやいや、いかんだろう!?何のための図面なの!?ハア?なにこのおっさん!?

ヤバ!!!!

こんな奴と一緒にやっとれん!!!

って頭から警告音がピーピーピーピー鳴り響きました。

今考えたら御法度な

自社の内部を取引先の面々に相談する

てな事もしていました。

自分の身を守る方法を色々教えて貰いました。


それを相談したのは新年会の二次会のスナックでだったのですが、そのメインの新年会で壇上に上げられ、新入社員と言うことで同期の男の子と2人御披露目されました。

カラオケ歌え!と土建屋のオッサンらを前にドしょっ発、百恵ちゃんの美・サイレントを唄い上げ、同期に崇め立てられたのも良き思い出です(笑)

結局新入社員二人だけ休日出勤したり、車の運転やれないなとか不信感募って8日で辞めたんです。

それで昨年その同期だった子から風の噂でその会社が倒産したことを聞きました。

まぁ当然だろうなと思いました。

『○○って営業いたじゃん、なんかあいつ今指名手配犯で追われてるらしいよ。』


…まじかよ…、まああいつ、だいぶヤバかったもんな…

その事からやっぱり最初の印象はかなり正しいんだなと強く思いました。

直感は経験の蓄積なので他人がどうこう言おうが自分の信じた道を進みましょう!

個性があって素晴らしい、自分で誉められない人が日本人には数多くいます。それとと同時に自分の不快な気持ちも閉じ込めてしまう傾向も多く感じます。 私があなたの肯定感を高めるお手伝い、心の声を発掘するお手伝いをしたいと思います!!