「好きなもの」を「再構築して出力」したくなる私の話。
2021年にイラスト大教室アンソロジーに寄稿した作品です。
テーマが「好き!」だったので、
私の「好き」って何だろう、統一感が無いな…
と思ったところからスタートしたエッセイ漫画です。
私は「あ~!好き~!」って感情が芽生えると
その気持ちを、絵や手芸や演奏という手段で「出力」したくなるタイプみたいです。
考えてみたら不思議よね…
たとえばあるアニメが好きだとして、
そこにはもう「完成された公式の絵」があるのに、
わざわざ自分の手で描こうとしちゃうなんて。
私「おかあさんといっしょ」が大好きなのだけど、
「月の歌」っていって、月替わりで新曲が流れるんですよ。
凝った演出・素敵な衣装・楽しいセットで
うたのお兄さんお姉さん、たいそうのお兄さんお姉さんが歌い踊るので
見ていてめっちゃくちゃ楽しいんだけど、
「この楽しい映像を、絵で描きたい…!」
って考えちゃうのは
我ながらクレイジーだなあと思う…!
(もう十分すてきなクリップが流れているのに!!)
好きという気持ちを内に秘めておけない。
吐き出しちゃいたい。出力したい。
ハンターなら放出系か…?
(HUNTER×HUNTER、途中から読めてないけど…)
…と思ったけど、
シリキ・ウトゥンドゥ(ディズニーシーのアトラクションに登場する呪いの偶像)とジャファー(ディズニー映画「アラジン」の悪役)の両方が好きだからって、
ダッフィーに衣装着せるのがアリならシリキ様にもお衣装を着せるのもアリでしょ!って感じで
シリキ様のぬいぐるみ(※公式グッズ)にジャファーの衣装を作って着せる、、、
みたいな、
「無ければ作ればいいじゃない!」精神は
具現化系かもしれない…???
「シリキ様×ジャファー」のぬいぐるみなんかはもう、
私の「好きの再構築」を出力した結果、です。
ハンターにも強化系とか特質系とかタイプが色々あるから、
きっと「好き」にもいろんなタイプがあるんだろうな。
具現化系(仮称)以外にはどんなのがあるのかな…!
と思ったのでした☆