ムーンストーン
騙されたかと思った
今回はムーンストーンです。6月の誕生石でもあるので、わりとなじみのあるというか、名前は聞いたことあるな~という石です。
サンプル写真では青い色がきらきらと輝いていて、なんて美しい石なんだろうと、実物を見るのを大変楽しみにしていました。
…騙されたんだろうか。届いた石は白っぽい半透明な石に、黒い内包物?みたいなのがくっついていて、青とは程遠い石なのです。どちらかというと、小学生のころ、校庭で足元の砂粒を見ていたときによくあった雲母とかそんな感じの石なのです…。
手に取って角度を変えたとき、ようやく分かりました。これ、色が見える角度があるんですね。
この角度で見ないと、きれいな青い光は見ることができないようです。し、知らなかった~…偽物届いたかと思いました。焦ったわ。
シラーの輝き
この青い色は、シラーと呼ばれる、長石の層が重なってできた光の反射なんだそうです。このシラーの色で青が強いものをブルームーンストーンと呼びます。ネットで見たブルームーンストーンは私の石よりもっともっと青が深くて、青の洞窟みたいな色に見えました。しかし、解説には水色に近いミルキーな色とあったので、実物を見ると印象が違うのかも。今はあまり市場には出回っていないらしく、貴重な石ですね。
でも、普通のムーンストーンでも十分、青い光が神秘的だなあ~という気持ちになりましたけどね…。だって、あのなんの変哲もない白い石が輝くんだもんなあ…面白いね。
ちなみにムーンストーンはほとんどが半透明らしいけど、ごく稀に透明なムーンストーンもあるらしい。透明な石がこんなに輝いたらさぞきれいでしょうね。
それから、たまに宝石で聞く、キャッツアイ効果があるのもムーンストーンならではの特徴のようです。
ちゅるんとしたこの半透明な石に、こんなにもたくさんの魅力があって、ムーンストーンって面白い石だな~と大変興味深く思いました。
ラベルのこと
かなり前の記事で、石のラベルを作りたいと言っていた時がありましたが、まだ何もできていません。今写真に写っている小さなラベルもどきは、もともとセットについているシールをコピーして切った簡易的なものです。
そろそろ作らないと、コピーが取れていない石が出てくる(まだパッケージ開けていないんです)こともあって、何とかしないとな~と思いつつ、とりあえずでいいから作ってみろという気持ちと、でもとりあえずでサクッとかっこいいの作れるような技量はないんだよな…の気持ちで、とりあえず世界の高名なコレクターたちのラベルを眺める日々です。
いいかげん作りたいです…。