さすがに フローライトも2回目の登場です。 前回は八面体のコロンとした、いわゆるフローライトっぽい形の石でしたが、今回はちょっと形状が異なります。もこもことした塊が連なっていて、淡い緑色の色合いから、なんだか野菜のカリフラワーのような姿をしています。 かわいいですよね…なんだか、触ったらふわふわしていそうで。石なので触ってもごつごつしているんですが。 これだけ単体で見たら、こういうフローライトもあるのね~で話しはおしまいなのですが、問題はこの石がカタログ写真とまっ
あなたは一体何者 今回はベリルです。ベリルという名前だとあまり聞きなれないですが、エメラルドやアクアマリンと聞くとめっちゃ知ってる!と思いますよね。ヘリオドールとかモルガナイトあたりもどうでしょう。それ、全部ベリルなんです。なんでやねん。 ベリルは含まれる成分によってさまざまな色があり、バリエーションが豊富です。この説明ももう何度もしているような…このシリーズはこういう石が多いですよね。鉄を含んで青いものがアクアマリン、クロムを含んで緑色のものがエメラルドです。ベリルは
騙されたかと思った 今回はムーンストーンです。6月の誕生石でもあるので、わりとなじみのあるというか、名前は聞いたことあるな~という石です。 サンプル写真では青い色がきらきらと輝いていて、なんて美しい石なんだろうと、実物を見るのを大変楽しみにしていました。 …騙されたんだろうか。届いた石は白っぽい半透明な石に、黒い内包物?みたいなのがくっついていて、青とは程遠い石なのです。どちらかというと、小学生のころ、校庭で足元の砂粒を見ていたときによくあった雲母とかそんな感じの石な
光り輝くアメジスト このシリーズではアメジストが4回登場すると以前お話ししましたが、今回は2つ目のアメジストになります。 シリウスアメジストは、ケニアで産出されたアメジストで、他の産地のものはもっと透明で光り輝いているものが多い印象ですが、これはすりガラスみたいにマットな質感が特徴で、小さな塊がいくつもくっついているような形がなんとも雰囲気があります。 ぎらぎらした石よりすごく柔らかい印象かも…。石って、たまにベルベットみたいな見た目をした石とか、柔らかそうな質感の
透明すぎて見えない 今回はクリスタルです。水晶?が和名だと思いますが、個人的には水晶と石英の区別がよくわからないでいます。結晶の形をしているものを水晶と呼ぶみたいで、水晶も石英もそもそもは同じみたいです。 あまりに無色透明な石なので、写真も私の素人技術ではなんだか背景の綿と同化してしまい…よく見えないですね。 長さ3センチくらいの柱状の石です。実はよく見ると、根本のところに黄色い色のついたところがあって、完全に無色透明ではないんです。でも、そういうところが天然石っぽ
柘榴石 果物の柘榴のように結晶が密集している姿から、日本ではこう呼ばれているそう。柘榴って西洋にもあるのかな、と思いましたが、たまに油彩画で見かけるような気もします。 ガーネットも様々な色のある石で、赤い石がガーネットなのだと思っていたためちょっとびっくり。中にはカラーチェンジもあるとのことで、これもぱっと見でガーネットって判別するの難しいんでしょうね。 たぶん、1月の誕生石としてもなじみのある石で、よく赤い色の石が取り上げられるからそう感じているんでしょう。刷り込み
紫に見える黄色の石 シトリンは黄色が美しい鉱石ですが、なんとアメジストを加工したものがほとんどらしいですね!二つの石は同じ水晶の仲間ですが、もちろん天然のシトリンも存在しています。結晶構造の違いで色が違って見えているそうですが、天然のシトリンは大変希少で、一般に流通しているものは、アメジストに加熱処理をしたものなんだそうです。 なるほど…どうりで、うちにあるシトリンは端のほうがちょっと紫色をしているなあと思っていたのですよ…。 ね、ちょっと色が変化しきれていないです
人工の石 カーボランダムって何?グーグルで調べてみると、研磨の機材とかたくさん出てきます。 人工ダイヤモンドを作る過程で発見されたそうで、ダイヤモンドに次ぐ硬さと高融点をもつと言われています。産業用途が幅広く、歯科技工用の研磨剤や自動車なんかのブレーキやクラッチのセラミック、耐火材料、防弾チョッキのプレートなんかに使用されているとか。そう聞くと堅さが分かるような気がします。 これまで見てきた天然の鉱物とは全くの別物。人の手で作られた人工的なものです。 ごくまれに、隕
いや、牡蠣 見た瞬間にそう思って以来、この石は私の中で牡蠣になりました。 まあムール貝でもいいんですけど…あんまなじみ無かったので牡蠣で。なんでこの方向に切ったのかなあ…サンプルで付いてくる写真のは、縦じゃなくて横に切ってあるっぽくて、そっちのほうがいいような気がしますがね…なぜかこのような形の石が届いたんですよ。 中の結晶がよく見えるかといえば、意外とそうでもなくて、というのもブリッジのような結晶の筋みたいなのがあって見えないんですよね笑 しかも、裏面…石の表面
クォーツとは何が違うのか? 水晶はさすがに知っているけれど、タンジェリンとはこれいかに…?と思っていました。水晶の表面にヘマタイト(鉄分)が付着して、酸化しているからオレンジ色になっているそうで、中は透明な水晶らしいです。 写真のタンジェリンクォーツはほんの~りオレンジというか…白い紙の上に置いたら、確かにちょっと色がついてるかも…くらいの色付きで、ネットで見ていたらもっと濃いオレンジのものや、赤に近い色のものもあって、これだけ色がついているのに表面だけとはちょっと驚き
2つで1組 今回はフローライトです。今までとは異なり、2つセットで届きました。 見本の写真は薄いブルーとカラーレスっぽい色の2つでしたが、うちに来たのはグリーンと、パープルとほんのりグリーンの筋状のカラーが入ったものでした。 なにせフローライトも色のバリエーションが豊富で、さまざまなカラーが楽しめるのが魅力ですから。でも私の中で蛍石は緑色のイメージが強いかな。 ゼルダでも夜な夜な、緑色に光る石を見つけては回収していたものです。(あれはフローライト?) フローライ
透明じゃない石 今回はパイライトのお話しです。前3つは透明なタイプの天然石でしたが、パイライトはキラキラが特徴の金属鉱物です。 「愚者の金」なんて呼ばれるらしいけど、そんなに金に似ているのかな…?とずっと疑問でしたが、雑誌で見たパイライトは金のような色をしているものもあったり、今回あらためて届いた石を見てみましたが、ずっとシルバーっぽい色だと思っていたけれどちょっと黄色みがかっているかも…と気づき、暗い鉱山の中で見たら金出た!!!ってなるのかもなあと思うなどしました。
今回の話し もう3回目ですね。今回はカルサイト、方解石のお話しです。 ゴールデンカルサイト、で検索すると何やらスピリチュアルなサイトがたくさん出てきて、あやしげな雰囲気が満載でした…。でも方解石で調べるとそんなこともなく、この石がわりと身近なところにあるものなんだと分かるような記載が多かったと思います。 カルサイトもいろんな色があって、透明から褐色、黄色やピンクや青なんかがあり、それぞれ含まれている成分によって違うんだって。 うちに来たのは黄色ですけど、黄色は鉄分を
前回からの反省を踏まえて 勢いそのまま書き始めた前回のnoteですが、まさかあんな適当な写真がそのままサムネになってしまうなんて知らなかった…ので、今回はちゃんと表紙作りました。あとで前回のも差し替えしておきたい。 あんまり手間をかけると続かないのでやらないと思ってたけど、多少見栄えのすることはやろうと思いました…そんな感じで、今回はトパーズの話しです。 今回の話し ふたつ目に届いた石はトパーズだったのですが、トパーズこそほんとこれがトパーズですよ~と言われないと分
はじめに かなり昔から石が好きで、上野の国立科学博物館のミュージアムショップに行っては、いつかあの石の標本がたくさん入ったでかいケースを買うんだと思っていたけれど、いざ大人になったら買うのに躊躇してしまい、小さいサムネイルばかり集めていました。 よく衣類を購入しているフェリシモから石のコレクションが発売になり、このくらいの値段なら買えるかなあと思ったのと、途中で辞められるからと軽い気持ちで購入を始めましたが、結局かなりの数を購入しており、現在も進行形でまだ集めています