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アミガサハゴロモ近縁の外来種-Pochcazia shantungensis
最近入ってきた外来種で和名がまだないこのアミガサハゴロモ近縁の外来種。珍しいことに関西と東海地方に同時侵攻したらしく、近年各地で発見されている。
在来種のアミガサハゴロモとの一番の違いは翅の色でどちらも赤銅色だが、アミガサハゴロモは緑っぽい粉が吹きかかった印象を受けるが、外来種にはそのような特徴はなく赤銅色一色…なのだがイメージが付きにくいので
在来種には翅の白紋の近くに黒い紋があることや、白紋の形が異なることを目安にするといいと思われる。外来種には存在していないので有効な同定ポイントだと思われる。
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ちなみに幼虫は一目瞭然でアミガサハゴロモはしっぽからまっすぐに伸びたろうで身を守っているが、外来種の幼虫は花びらのように広く曲がった楼で身を守っている。
ちなみに二年前に入ってきたがまだ和名を持たない、どころか学名も実は怪しいらしい。