福岡までの貧乏旅行⑤金印と日本号
福岡タワーを後にした我々は、福岡市博物館に向かった。
ちなみにこの辺りの行程は全く事前の計画がなく、行き当たりばったりでその後行く場所を決めている。
同行者は3日間同じパンツを履いていることなど、もはや気にしていないようだった。
それはさておき。福岡市博物館の展示はもうそれはそれは素晴らしかった。まずは教科書にも載っている有名な「漢委奴国王」の金印。マニュアルで設定をいじりながらなんとか綺麗に撮ってやろうと試行錯誤していたら、今までにないくらい完成度の高い写真が撮れた。
これがこちら。
とても綺麗ですね。
もっと色々な角度から撮ったのだけれど、似たような写真ばかりいくつもあってもしょうがないのでこれくらいで。
また別の展示室では日本号が公開されていたので、それにもテンションが上がる。
あの天下三名槍だぜ?
ご存知ない方も多いと思うので紹介しておくと、「黒田節」に出てくる「日の本一のこの槍を」の槍がこれ。
黒田節すら知らない人のことなんか知りません。ググってくれ。
福岡は最終的に黒田氏が治めたので、黒田家の当主の肖像画なんかも置いてある。
他の時代のものも幅広く取り扱っていたのだが、残っている写真の傾向には僕の興味の範囲が如実に表れている。
戦国時代周辺しかない。
ちなみにこの後は福岡城跡にも行ったのだが、途中で雨が降り出して撤退した。
最終日に雨が降る傾向があるな、関東旅行の時と言い。
謎のオブジェの写真も出てきた。
これどのタイミングで撮ったんだろう。まだ雨は降ってなさそうだけど、福岡城の前だったとも思えないんだよな。
そして本当にこいつは何者なんだ。
福岡城での雨を逃れるべく、PayPayドームの横を通りつつ「BOSS E・ZO FUKUOKA」なる施設へ。
写真が残っていない(多分人が多いので撮らなかった)けれど、チームラボフォレストに行き、V-World AREAでVRのレースゲームなんかを体験し、ビルから滑り台で降りた。
このビルだけで色々な体験が出来すぎだ。
経験値がかなりつめたので、そこそこレベリングできたんじゃないかと思う。
この後は博多に戻って魚を食い、博多駅から夜行バスで岡山に向けて帰路に着くこととなる。
これも関東行きの為に、初めて夜行バスに乗ってみてどんな物か知っておこうという試みだった。
結論から言うと眠れない。
僕は睡眠に関してはかなり繊細なので、夜行バスの環境は絶望的に合わない。
しかし眠れていなくてもそれなりに次の日活動できてしまうのでそれが逆に良くない。
さっさと安眠できる環境を手に入れたいと思う今日この頃だった。
福岡旅行編、完。
甘木先生の次回作にご期待ください。
もうちょい旅行ネタ残ってるんで書きます。
その後何を書くかは分からないけれど。
それではよろしゅうに。