英語の参考書2
2019年12月頃から英語の本を読み始めました。目的は特にありません。ネットを眺めて、何となく"読んでみたいな"と感じた本を読みはじめました。今日はこれまでに手にした本を、読み終えた順に挙げてみたいと思います。(著者敬称略)
①「英文解釈教室」伊藤和夫 著
有名な本ですね。難しかったです。文の主要素(SVOC)が前置詞句や分詞、to不定詞、節などの修飾要素によって徐々に複雑になっていく様を見せてくれます。時折「相当な力の持ち主」等、書中で伊藤先生が褒めてくれます。地味に嬉しかったです。繰り返し読んでいると内容を覚えてしまったので、読むことを卒業としました。
②「英文読解講座」高橋善昭 著
この本も難しかったです。生成文法(この言葉自体、初耳でした)の立場から解説がなされていてとても論理的です。"文の変形と埋め込み文の構造"と題して2章にわたって記述がありますが、ここが秀逸。(余談ですが関係詞の3重限定の例文が紹介されています)第6章"破格文の構造"はどこに破格があるのか、最初なかなか気づけませんでした。"英語の知らない世界"が広がっていることを感じさせてくれた本。また読み返したいと思っています。
③「基本からわかる 英語リーディング教本」薬袋善郎 著
1日で読み終えた本です。読むことを止められなかったというのが本当のところです。自分がどういう風に英語を読みたいのか、その全てが書いてありました。衝撃の一冊(大袈裟ですね)。特に、裸の過去分詞形に関する記述で、過去形なのか過去分詞形容詞用法なのか分詞構文なのかの判断プロセスを初めてみたときは衝撃が大きかったです。このブログでの英文の説明にも、薬袋先生の影響が色濃く出ています。
ひとまず今日はこの三冊まで。