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春祭り
3年ぶりなのか4年ぶりなのかよくわからないが、コロナ禍が収束に向かう中、春祭りの開催が模索されている。
我がまち自慢ではないが、ここ阿万地区で行われる春祭りは淡路でも指折りの華やかさだ。一台4,000万円〜と言われる壇尻が十五台集まる祭は島内でも稀である。
そして、祭の花形は四十歳までの男衆による「壇尻唄」だ。浄瑠璃崩しと言われ、15分程度の節を10〜20人で演じる。
忠臣蔵や源平合戦などの歴史ものの唄が主流だ。
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私も7年前まで青年団の一員として15年唄い続け、万感の思いで引退できた。すべてやりきったのだ。
だかしかしだ。今年から私の地区は少子高齢化の波におされ五十歳まで定年が延長された(驚きと諦め)
近々、祭をどのような形で開催するか協議し、感染症対策をした上で「だんじり唄」も開催の方向と聞いている。
まずは怪我のないよう。そして青年団の若衆に祭を楽しんでもらうことに注力しつつ、唄の出番のないことを祈るのみである。
感染症対策と祭(だんじり唄)は両立しないので、腹括ってやるしかないと思う。
さておき、2日間で10km以上の壇尻巡行できるかのほうが不安である(+_+)